1996年8月2日。松屋銀座の横にスターバックス日本第一号店が誕生。実は、GINZA編集部のあるマガジンハウスのすぐ近くで、我々編集部員にとっては、もはや社員食堂(カフェですが)のような場所。上陸から20年経ち、記念イベントをGINZA編集部が担当するということで、愛用者の一人である編集部Tが、その様子をレポートします!
場所は松屋銀座。1Fの”スペース・オブ・ギンザ”では、スターバックス20周年を振り返るポップアップスペースを開催。そして、地下のウインドウ(東京メトロにつながる通路です)では、GINZA編集部でおなじみの写真家12人の「コーヒー」にまつわる写真が見られる展示をプロデュースしています。
まずは1Fのポップアップスペースへ。アートディレクター田沼広子さんが手掛けた空間は、スターバックスの歴史や今がわかる、大小さまざまなパネルが並びます。
全世界の店舗数を知る事ができる巨大ポスターは、新聞がイメージ。
総数24,395もあるとは、驚き!!!
ステンレスボトル、マグ、グラスマグ、2種類のトートバッグの限定アイテムの販売もあり。(※なくなり次第終了)
さらに、ご当地シリーズからSAKURAシリーズ、伝統工芸シリーズなど話題を呼んだ過去のグッズ(今は購入できません)をご紹介。思わず目にとまったのはファッションブランドとのコラボレーションシリーズ。ペンキが飛び散った芸術的なマグは、〈mint designs〉と。
こちらは、年末年始に販売されている、干支シリーズ。今年は取っ手が猿の手になっているマグが可愛いと話題に♡
こちらのポップアップショップは、8月7日(日曜)まで開催中です。
続いて、東京メトロ銀座駅から松屋銀座へと続く地下通路のウインドウへ。「Scenety with coffee」と題したインスタレーションも。
インテリアスタイリストの作原文子さんが手掛けるショーウィンドウには、本誌でもお馴染みの写真家12人の「コーヒー」から連想された作品が飾られています。
ズバリ、今回のスタイリングのポイントは?作原さんに聞いてみました。
「写真家の作品が一番目立つような空間づくりを目指しました。テーマはコーヒーだったので、優しさやリラックス感を意識しながら、GINZAらしいウィンドウになるようにしていきましたね。メタルを取り入れてエッジをプラスしたり、GINZA的ユーモアも必要だなと思ったので、植物をドリッパーの中に入れてみたり!音楽を聴く、スイーツを食べる、本を読む、旅に出るとか…コーヒーと言って連想されるのはそういった日常なので、スタイリングに使うアイテムも、身の回りにあるものを選んでいます」。
そんな日常を感じながらも、目を惹くウィンドウは全16面。
白川青史さんにフィーチャーしたウィンドウ。レコードのある部屋でコーヒーを一杯。なんて幸せなひととき。