シェフは、パリのミシュラン星付き店や、仏南西地方(シュッド・ウエスト)のトリュフ名物の店など、フランスで8年研鑽(けんさん)を積んだ堀江毅さん。キュウリとヨーグルトが相性抜群のガスパチョ(冷たいスープ)、“仔牛のカジ(お尻のあたり)”という珍しい部位を使ったロースト+ジロール茸のソースなど、印象的なメイン食材を、ハーブやスパイスで際立たせる手腕が見事。軽くつまめる〈本日のアペロ〉もあるので、ワイン1杯から立ち寄れる。
フランス産仔牛のカジ、ジロール茸のソース(¥3,500)は、じっくり火を通してやさしい風味に。色鮮やかな野菜は、堀江さんが信頼する長野の大島農園から。紫芋はコンフィ、茄子は揚げて、紅大根は塩でマリネと、それぞれ異なる調理法で。
テーブル席の奥にカウンターが。