29 May 2019
もぐもぐが止まらない!パン好きによるパン好きのためのまとめ【東京ガイド2019】

パン好きモデル・パン野ゆりさんと犬山紙子さんが、東京のパンのトレンドを語り尽くす!
レブレッソ
LeBRESSO
大阪で話題の食パン専門店。「ここの食パンはほんのり甘くて口溶けがよく、飽きのこないおいしさ。イートインもおすすめで、私のお気に入りはピスタチオ&マスカルポーネ。甘くてコクがあって、酸味も感じられる絶品です」(パン野さん、以下すべて)。レブレッソブレッド ¥650、ピスタチオ&マスカルポーネ ¥450*共に税込み
「レブレッソ 目黒武蔵小山店」
住所: 東京都目黒区目黒本町3-5-6
電話番号: 03-6712-2780
営業時間: 9:00(土日祝8:00)〜19:00
定休日: 第2・4火
ロンハーマン カフェ
Ron Herman Cafe
2017年秋に東京上陸を果たした「PANYA ASHIYA」のパンを使った、厚切りバタートーストをモーニングで提供。「家では勇気が出ないほどの厚切り具合は、見るだけで涎が。セレクトショップでパンを食べるということも、ファッショナブルでとっておきな気分になれます」。PANYA芦屋の厚切りバタートースト ¥900*税込み
「ロン ハーマン カフェ 千駄ヶ谷店」
住所: 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-11-1
電話番号: 03-3470-6839
営業時間: 9:00〜21:00
定休日: 不定休/厚切りバタートーストは11:00まで。なくなり次第終了。
スタンドバインミー
Stand Bánh Mì
小麦にこだわったオリジナルパンと、無添加、無化調の食材で作るバインミーが味わえる。テイクアウトもOK。「ベトナム雑貨をチェックしながら、カフェスペースではお気に入りのサバとトマトを挟んだバインミーを頬張ったり。ベトナムつながりのコラボがおもしろい」。サバトマトバインミー ¥850
「スタンドバインミー」
住所: 東京都目黒区鷹番2-16-23 M&K鷹番 1F
電話番号: 03-6451-0827
営業時間: 11:00〜14:30・18:00〜24:00、土日11:00〜23:00
定休日: 火
パンド
Pan&
焼きたてのもっともおいしい状態を一気に冷凍するパンは、ナチュールをはじめ数10種類。「食べたいときに食べたい分だけ、トースターでリベイクするだけで焼きたてのパンが味わえるのは本当にうれしい。外はパリっ、中はふんわりとしていて、パン屋さんで買う焼きたてに引けをとりません!」。ナチュール*2個入り ¥200
「バンド」
問い合わせ先: 0120-940-335 stylebread.com/pand
Pan&オンラインのほか、ザ・ガーデン自由が丘恵比寿店、プレッセ目黒店などで展開。
ブリコラージュ ブレッドアンドカンパニー
bricolage bread & co
大阪のベーカリー 「ル・シュクレ・クール」×フレンチの名店「レフェルヴェソンス」×コーヒーの「フグレントウキョウ」のコラボ。「空間がとにかく気持ちいいので、ぜひイートインで。テイクアウトのパンではパンドミクールチョコが大好き。チョコレートやマカダミアナッツがザクザク入っていて食感も面白いし、ハート型にアートを感じます」。パンドミクール チョコ ¥340*税込み
「ブリコラージュ ブレッドアンドカンパニー」
住所: 東京都港区六本木6-15-1 六本木ヒルズ けやき坂テラス1F
電話番号: 03-6804-1980
営業時間: 8:00〜20:00
定休日: 月
高級食パン専門店 うん間違いないっ!
2018年12月にオープン。奄美諸島産の砂糖と塩、厳選された生乳から作られたフレッシュな生クリームなど、食パンには間違いのない素材を使用。「生地に独特の甘みがあって美味。流行の食パン専門店に新たな風を吹き込むネーミングセンス、インパクトあるパッケージデザインも脱帽モノです」。Oh! 間違いない ¥800
「高級食パン専門店 うん間違いないっ!」
住所: 東京都中野区本町2-50-11
電話番号: 03-6300-4156
営業時間: 11:00〜21:00*なくなり次第終了
定休日: 不定休
しロといロいロ
今年1月に誕生。「パンとエスプレッソと」とテキスタイルブランド「cocca」がコラボレーション。「見逃せないのは定番の食パン、ムーやここでしか買えないシュクレ。特にシュクレは薄〜いブリオッシュ生地にバターと砂糖がまぶしてあり、クッキーとパンの間みたいな食感でまるでおやつのようです」。シュクレ ¥200*税込み
「しロといロいロ」
住所: 東京都渋谷区恵比寿西1-31-13
電話番号: 03-3463-5495
営業時間: 9:00〜19:00
定休日: 火
パン野ゆり(以下P) ここ数年のパントレンドといえば「食パン」なんだけど、犬山さんは食パン好き?
犬山紙子(以下I) うん、普通に好きよ。パン野さんから出産祝いにバルミューダのトースターをもらってから、より好きになった(笑)。
P 完全に自分の趣味押しつけてるよね(笑)。でもうれしいな。最近は耳までやわらかくて、焼かなくてもおいしい甘めの生食パンが主流なの。
I そうなんだ。おすすめは?
P 新しめの店では、店名がすごくユニークな「うん間違いないっ!」と大阪発の「レブレッソ」。「レブレッソ」は、イートインのメニューも絶品。イートインでいうと「ロンハーマン カフェ」の厚切りバタートーストもおすすめ。
I そんなのがあるんだ。娘もパンが好きだし、一緒に行こうかな。
P 東京では最近、パン屋さんと異業種のコラボも多いの。「スタンドバインミー」はベトナム雑貨、「しロといロいロ」はテキスタイル、「ブリコラージュ」はフレンチとコーヒーショップとか。
I +αを提案する新しい店のあり方って、すごく東京っぽいね。
P そうなの!全国から人気ベーカリーが集まってきたり、おしゃれな空間作りを含め、楽しみ方の選択肢が広いのはこの街ならではかも。あと、変わり種としては「パンド」の冷凍パンも注目株。日本ではまだ珍しいけど、これからの期待の星?
I 熱すぎ(笑)。ところでパン野さんの今日の服、白とベージュでパン色じゃん!
P え??あ、ホントだ(笑)。でも、パンと指輪とか、ネイルや服とも普段からわりと意識してコーディネートしてるよ。バゲットならトレンチコート、食パンならボーダーが合うな、みたいな。
I さすが、師匠(笑)。突き詰めててかっこいいです!
P パンは食べるだけじゃなく、いろんな〝味わい方〟があるのです!
パン野ゆり
モデル。国内外のパン屋さんめぐりは、もはやライフワーク。
犬山紙子
イラストエッセイスト。パン情報はもっぱらパン野師匠から。
Photo: Yoko Tajiri Illustration: Toshiyuki Hirano Text: Kazuyo Nojiri
GINZA2019年4月号掲載