毎日のご飯、どんな器で食べていますか?センスのいい料理好きな方たちに、お気に入りの器を使った食卓のワンシーンをSNAPしてもらいました。プロダクトブランド〈HOTEL VILHELMS〉のディレクターとしても活躍するモデル・香菜子さんの食卓とは?
料理好きなあの人の器SNAP。モデル・香菜子さんの食卓
香菜子/モデル・vilhelmsディレクター
@kanako.lotaproduct
家焼肉
焼肉屋さんは煙を吸う機械があったり、汚れにくい素材のテーブルなど使っていたりしますが、家で焼肉となるとそんな設備はありません。しかし工夫次第で何とかなる。おしゃれとかそういったものは二の次で、まずはテーブル一面に新聞紙を満遍なく敷き詰めます。これで家焼肉は8割制覇(?)したも同然。もうこれが大きな器となります。
その上に簡易的ですがテーブルセッティング。小さな空豆の小皿にはカットレモンを、塗りの小皿にはタレを。平皿はサンチュなどの巻物用に。平たいざるには野菜類をもりもりと盛ります。
おやつ
ときどき無性に寒天を作りたくなります。それも小さくカットした寒天がいい。寒天を固めたら漆職人よろしく、息を止めて包丁ですうーっと切っていきます。それができたら満足するので、あとは買ってきた白餡とバニラアイス、柚子ピールをちらしていただきます。別添えで小さな片口にメープルシロップを。どうも私はついつい「お店っぽさ」をやってしまいます。ガラスの器はそれ用には買っていなかった物ですが、一度この盛り付けをしたらなんだかちょうどよく感じ、もっぱらあんみつ用になっています。
お茶の時間
綺麗な色のハーブティーを淹れる時はガラスのピッチャーにたくさん作り、光の差す場所に置きます。こうして光を通すと、テーブルに何とも美しい影ができます。光の屈折で思いも寄らない模様もできて、ホウ…としばらくお茶を飲まずに楽しむのが常。さらにガラスのティーカップに入れると違う角度の光の屈折ができ、またホウ…と見つめてははっとしたり。なかなか口に運ぶことができないけれど、これは「目で楽しむお茶の時間」という新しい茶道にしちゃうのもいいかも?と思っています。
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香菜子
モデルとして活躍する傍ら、2018年よりホテルで使われる備品やスタッフのウェアなどイメージしたプロダクトを展開する〈HOTEL VILHELMS〉をスタート。気持ちを軽くし、心を豊かにするフォトエッセイ『毎日、無理なく、機嫌よく』(すばる舎)が5月18日に発売予定。
instagram: @kanako.lotaproduct
HOTEL VILHELMS HP instagram:@hotelvilhelms