毎日のご飯、どんな器で食べていますか?センスのいい料理好きな方たちに、お気に入りの器を使った食卓のワンシーンをSNAPしてもらいました。〈DILIGENCE PARLOUR〉の人気フローリスト・越智康貴さんの食卓とは?
料理好きなあの人の器SNAP。フローリスト・越智康貴さんの食卓
越智康貴/フローリスト
@ochiyasutaka
ササッと食べる朝食
朝食は、簡単に済ますか食べないことが多いです。時間があるときでも、サッと食パンをトーストする程度(死ぬほどバターをのっけます)。でも食事の喜びの半分はかわいいテーブルコーディネートにある! と思っているので、料理よりも食器選びに時間をかけてしまいます。うちには成人男性の一人暮らしとは思えない量のテーブルクロスや食器があり(一目惚れしたら使いづらそうでも即購入)、貝のティーポットなんか、あるだけで楽しいです。
絵になる昼食
昼食は、よく一品料理を作ります。今日はポモドーロ。ニンニクの香りをたてたオリーブオイルでトマトを炒めて、パスタ(茹でるお湯には驚かれるほどたくさんの塩を入れます)にあえるだけ。簡単で美味しいです。それに合わせる食器はフランスの古い花リム皿。どこか気が利いていて、単純なパスタが絵になります!グラス、カトラリーもフランスのもので合わせて、シンプルだけれどややファンタジックな印象に。テーブルクロスもフランスのヴィンテージだったかと思います。
食べ過ぎる夕食
夕食は、どうしても食べたくなった四川麻婆茄子。花椒塩をたっぷり効かせて、額に汗するくらいのシビレを追求します。「ひ〜!」となったときのために野菜蒸しもたっぷり用意します。オーバルの皿にザッとのせて、ご飯や小鉢(というにはデカい)には、和食器を使いました。テーブルクロスもシンプルなリネンのものに変更。いけない、と思いつつも腹十二分目くらい食べてしまいます。後悔先に立たず。
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越智康貴
1989年生まれ。株式会社ヨーロッパ代表取締役。2012年に、武内昭と共にフラワーショップ〈DILIGENCE PARLOUR〉をオープン。現在は表参道ヒルズ内で店舗を展開。店頭小売のほか、イベントや広告などの装飾も行う。
instagram: @ochiyasutaka