“ズッペリア(スープ屋)”とは、トスカーナでの修業時代、スープのおいしさに魅せられた堀川亮シェフの造語。豆、野菜、豚頭&足などさまざまな具材をフィーチャーした10種のスープは、そもそも前日の残りのパンを使って作られたそうで、トロリと濃厚、おなかがホッコリ温まる。一方、炭火焼き自慢のオステリア(居酒屋)としての顔ももち、信頼する生産者の素材を生かし、中部イタリアの郷土料理を丁寧に伝えている。
ヤブタファームの豚ロースの炭火焼き(300g ¥3,500)。休ませながらじっくり焼くから、しっとりと美味。埼玉・狭山の増田農園から届く、その日の葉野菜のサラダ(¥1,100)。
壁には、店名であるピティリアーノの街がブロンズで描かれている。