時を読む白ヤギさんより──
愛のために生きる!あなたへの手紙は、いつも書き出しに迷います。
どう切り出そう、何からお話しよう、書いては消し、消しては書き、を繰り返しています。なぜかといえば、多くの人が体験せずに終わることに直面していますから。
なぜか、ふたご座さんなのです。他の誰でもなく。優秀だから、有能だから、柔軟だから、器用だから、他の誰かに任せるよりも、安心だから、成功率が高いから。そう言われてみれば、確かにそうかもしれない。
そんな気がしませんか? うまくやれてしまうのです。形に出来ちゃう、ちゃんとこなせちゃう。あなたは、すごい人なのです。
どう考えても、無茶ぶり。割が合わない。話が違う。が、すべてを蹴ってしまうには、あなたは、愛し過ぎています。あなたが頑張ることで、守れる人を、世界を。
クールでメリット重視なんて言われていますが、それは、関係性の話で、愛着は人一倍あるのです。
恩義に縛られるタチではないけれど、順序は大事にします。だから、ここまで投げ出さなかったし、この先のしんどさも、受けて立とうと覚悟を決めている最中でしょう。
そう、まだ、迷っていて、「やろう」と「やめたい」のせめぎあいです。どっちもいい勝負、じっくり悩んでよいのです。
2020年後半は、ケリをつける時といえます。もう時代は次へ向かっていきますから、さくっと進んでもよいのです。
ただ、気持ちですよね。ご自身の納得。やりきった実感がないまま、終わらせると人生の傷になります。あの時、もう少し粘ればよかった、未熟だった……
そういう引っかかり、重さ、引きずりたくないでしょう?