お変りはありませんか?
さて、いよいよ、物語は佳境に向かって参ります。
初期設定が活かされ、過去にあったエピソードの続きが楽しめるでしょう。懐かしい人の再登場、仲間のピンチなど、人間ドラマにもスポットが当たります。
これまで、枷になってきた条件がなぜつけられたのか、秘められていた過去のいきさつも次第に明らかになり、目まぐるしい展開の中で、敵と味方が入り乱れます。
「ああ、だからか!」、「そうか、やっぱり!」的な納得があり、視界が一気に開けるのです。
人間味溢れる濃いキャラクターたちに囲まれて、誰が主役かわからなくなってしまうほど。
でも、求心力を失った途端、あなたは、その他大勢の脇役、場合によっては、エキストラに位落ちします。
どんなに設定が盛られていようと、魅力いっぱいのサブキャラに人気で食われても、主人公の座を明け渡してはいけません。
他人からの要望や前例に従うのではなく、自分の意志、希望を貫きましょう。
推しキャラは、自分! 立ち位置は、センターで!