新年おめでとうございます。
きっと、あなたはお正月どころではないのでしょう。年内に収まるはずの話が収まらずに、ダラダラと続いていきます。
もともと、ケジメはしっかりつけたいタイプですから、こういう境目がハッキリしないのは苦手だし、ちょっとイヤでしょう。新年早々、腹ただしく、しくじった気分になっているのでは?
ただ、お正月の定義は、国や時代でいろいろ変化します。
中国などアジアでは、旧正月でお祝いします。お月様の運行が暦の軸になっているため、立春前後の新月が元旦となります。ですから、2020年の1月1日ではなく、1月25日が元旦となるのです。
唐の時代には、冬至が一年の境となっていました。また、ハロウィンも、ケルトの大晦日です。干支は厳密には節分までが前の年に属し、立春から新しく切り替わります。
2020年は子年ですが、東洋系の占いで見ると、立春までは前年の亥年となります。
つまり、のりしろのようなものです。
行く年と来る年が重なって、移り変わっていきます。表を見れば新しい年だし、裏を見れば去っていく年です。リレーのバトンタッチのタイミングということです。
ですから、新年に旧年の課題を取りこぼしてしまってもよいし、旧年中に新しいことを初めてもよいのです。
今は、2つの流れが混じります。すごくあいまいです。でも、きっと、1月3日を超えるころに、「あ、変わった」という実感がわくでしょう。
守護星の火星が星座を変えて、パワーが戻ってきます。