みずがめ座さんへ。10月のお手紙

そろそろ、そわそわ……

ご機嫌はいかがでしょうか？

感度のいいみずがめ座さんですから、運気が切り替わる予兆をキャッチしているでしょう。

今は、ずっとは続かない。もうすぐ、大きな波がくる……

高名な占い師さんたちも口を揃えて、みずがめ座の時代がやってくる、みずがめ座が属する風の時代にシフトするとおしゃっていますよね。

ただ、水を差すようで大変恐縮ですが、私は、今、あなたが想像するような幸運ではないと予測するのです。

だって、みずがめ座さんって、アンビバレンツなベクトルを持っているんですもの。

成功を求めながら、可能性を愛し、アクシデントやハプニングを歓迎します。

今を否定し、未来に焦がれ、未来がきたら、さらにその先に気持ちが進んで行くはず。

いわゆる幸運、強運では、追い付かない、足らないのです。

転がる石のように、永遠の思春期のように、上書きをかけていきます。

完成が目的ではなく、ずっと進化し続けていきたい人なのです。

10月は、未来に生きる

たとえば、もっと自分の力で結果を出せるように出世したいとか、お金の心配をしなくていい暮らしをしたい、好きな事だけやって生きていきたいと願って叶ったとしても、わりとすぐに飽きます。

「思っていたのとちょっと違った」「やったら、気が済んだ」は、みずがめ座さんにはよくあるのです。

大好きな異性を振り向かせて、釣った魚にエサをやらないも気軽に起こります。

お腹が空いたら私を待たないで一人で食べればいいのに。

“子供じゃないんだから主義”だからです。

あなたにとって幸福は、自分が好きなようにやれる環境です。

思い通りにやれれば、うまくいかなくても気にしません。

じゃ、次のやり方を試そう、考え方やアプローチ法を変えてみようが許される状態がいいのです。

すると、すっかり楽しくなって、心に火がつきます。

まもなくやってくる大幸運期はそういう感じだし、10月はプレ体験が出来るはず。

秋の夜長には、みずがめ座パワーを高めるＳＦ小説をお供に。

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