30 Sep 2020
かに座さんへ。10月のお手紙

コミックエッセイ宣言
その後、いかがお過ごしですか?
なんだかよくわからないけれど、バタバタ忙しい、そんな声が聞こえてきそうです。
世の中のあちこちがかに座さん力を求めていて、「かに座さん、ちょっとそれとって」「かに座さん、この味どうかしら?」とやたら細かく呼ばれるせい。
出番が多く、気忙しいけれど、実りや実入りはそれほどない気がする、これも今の流れの特徴といえます。
なぜかといえば、ロングセラーアニメ番組のように、家族感覚で物事が進んでいるからです。
身内だから、わかってもらえる、甘えても許される……。
あなたも強く言えないし、お互い様という気もするでしょう。
細かく、「へ?」とか、「は?」も起こりますが、そこは、コミックエッセイのネタにするつもりで、心にメモして、笑い飛ばすのがよさそう。
後日、人に披露すれば、笑い話で終わります。
10月は、満月と共に!
かに座さんを守り、導いてくれるのは、お月様。
10月は中秋の名月があり、満月が2回あります。
え、それってどういうこと?
そんな風に頭が疑問でいっぱいになってしまった人は、ちょっとお疲れですね。
温かく体を労り、ゆっくり過ごすことを心掛けていきましょう。
新月を迎える17日まで、少しペースを落とし、太陽がさそり座入りする24日までにペースを上げていくと、
無理なく、体力も幸運のパワーも回復していくでしょう。
「月がフォーカスされるってことは、私も出番が多いのかな?」など、活躍のイメージが浮かんだ人は、ご名答、勢い十分、攻めてよし!です。
目立つほどに、いいこと、嬉しいこと、特別なことが起こります。
自己アピールやプレゼンも自信を持って取り組むと、手応え十分!
お月見団子を用意したり、伝統や風習に倣ってみると楽しくなってきます。
「お月見しない?」的に、大好きな人を誘うのもいい考え。
積極的に、仕掛けていきましょう。
章月綾乃 しょうづき・あやの
やぎ座生まれ。星占いを読んでもなんだかピンとこなくて「こんなはずじゃない!」と深追いしたら、うっかり、占い師に。雑誌やwebの心理テストを考えたり、占いを書いたりしています。星のお手紙、モグモグ食べないように気をつけます。オフィシャルサイトはこちら。
Illustration: naohiga Coordinate: Norie Sato