しし座さんへ。9月のお手紙

しし座さんらしくない世界の中で

時代の気分って、あると思いませんか？

しし座さんは、パッと目立つことが好きだし、華やかでゴージャスな空間が似合います。

ところが、今、それを求めると、不謹慎な気がしますよね。もっと、質素倹約というか、庶民感覚で、慎ましく、やれることをやっています的なほうが、万人ウケします。

言い方が変ですが、許してもらえるムードがあります。ナチュラル、ヘルシー、シンプル、チープ、悪くないけれど、合わないのです。

私は私、我が道を行く！的に、ひとり、ファッショニスタ風スタイルを展開してもいいのですが、社会にそれほど許容力がないため、浮きやすく、本筋とは違う苦労をしなくてはならなくなるでしょう。

結果、平凡を擬態して、自分で自分がイヤになっちゃう……というのが、昨今の流れなのだと感じます。

世の中を見渡しても、しし座さんっぽいものがないのですもの。そりゃ、テンションも、モチベーションもキープするのが大変ですよね。

９月は、安っぽさと決別を

素敵の置き場所を作りましょう。

オフィスで、めちゃくちゃ高価なカップを使う、ドレスやバイクが買えるような値段の文具を持つ、うっとりするほど素敵なアクセサリーや小物を仕込むイメージ。

場違いな贅沢、相当仲良くならないと気づかないこだわりが、あなたを励まし、支えてくれます。

自室をゴージャスに改造するのも大賛成。シャンデリアや絨毯、アンティークなインテリア、退廃と官能と栄華の館をこっそりと実現させるのです。

その場しのぎ、無難を封印して、あなたらしさを強化していきましょう。

デジタルな世界にお金を溶かすのはやめて、形にしていくことを心掛けて。

本当に手元に残したいもの、見るだけ、持つだけで、なんだか勇気が湧いてくるものでまわりを固めていくのです。

友人やパートナーには、そういうこだわりが響く相手がよいですね。気づかない、反応が鈍い相手は、ブレーキになります。

人生の目利きになると、選ぶべきものが見えてきます。

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