30 Mar 2021
やぎ座さんへ。4月のお手紙

今、幸せ?
なんだかお久しぶりです。
同じ一ヵ月なのに、身近に感じる時と少し遠く感じる時があるのが不思議ですね。
さて、冒頭の質問、あなたはどうお答えになるでしょう?
なんとなく、わかるのですが、きっと言い淀む気がするのです。
では、不幸なのかと聞き直したら、「そうじゃないけれど」な「幸せじゃない」感じ。もう“仕方がない”にうんざりで、気持ちをどうキープしていいのか、わからなくなっているんですよね。
本当にお疲れ様です。
しんどいですね。なんだかエンドレスです。
いろいろ変わっているのに、全然ラクにならないし、むしろどんどん負荷がかかってくるような気がします。
ただ、まあ、手応えはあるし、役立っている感じはするし、居場所もあるし、あなたがいないと回らないし、たまにもらえる感謝の言葉、お褒めの言葉で、なけなしの体力、気力を復活させ、やれるところまでやるかという気分でしょう。
ただ、知らず知らずのうちに、心が閉じていそうです。
4月は、縁の下の力持ちで
この前、気づいてしまったのですが、私、下を向いていました。
コンビニで買い物をするとき、「ありがとう」って言いながら、視線は下でした。あれ? いつのまに自分のカラに入っていたのでしょう?
次の機会に、相手の目を見るようにしました。すると、レジ係の人がこちらをちゃんと見てくれていたことに気付きました。
そうか、お礼を言っているから、ちゃんとやっているって思っていましたが、全然ダメでしたね。独りよがりでした。
だから、今月は、ちゃんと見つめることをオススメします。
相手の目を見て話す習慣を取り戻すことで、もっと多くの事に気づくでしょう。
おそらく、「あ、やってあげたほうがいいな」的なことがわかってくるはず。
自然にカバーに回れ、サポートが出来て、もっと人に喜ばれるやぎ座さんになっていくのです。
すると、4月下旬から始まる幸運期のスケールがワイドに広がります。
連休は、挑戦を。恋は尽くすことで喜びが倍返しになりそう。
章月綾乃 しょうづき・あやの
やぎ座生まれ。星占いを読んでもなんだかピンとこなくて「こんなはずじゃない!」と深追いしたら、うっかり、占い師に。雑誌やwebの心理テストを考えたり、占いを書いたりしています。星のお手紙、モグモグ食べないように気をつけます。オフィシャルサイトはこちら。
Illustration: naohiga Coordinate: Norie Toriyama