暑中お見舞い申し上げます。その後、お変わりはありませんか?
この前、海岸線を自転車で走っている時に、道沿いに植えられたヤシの木が気になりました。ふと、なぜ、ここにあるんだろうと思いました。
理由は明確で、リゾートっぽさを出すためなのですが、本来は常夏の島の植物を気候の違う国に運んできた人たちのガッツを思うと、すごいなって思いました。今は、それっぽいところなら気楽にありますが、最初は大変でしたよね。
そして、最近のゲリラ豪雨について考えて、スコールにも似たあの天候をヤシの木たちが呼んでいたとしたら、楽しいなと思ったのです。
温暖な気候は、もともといた環境よりも気温が上がり切らず、それどころか、冬や雪もやってきます。土地に適応するまでに枯れ朽ちた仲間たちもいたでしょう。
でも、何十年もかけて、故郷に似た雨や日差しを招いたと考えると、ちょっとシビれませんか?
ヤシの木のヤシの木による日本熱帯化計画。