最近、私の周りでよく話題になるのは、「忘れっぽくなった」という話です。
前なら覚えていられたことが抜け落ちてしまい、「しまった」「困った」が起こっているようです。
もっといえば、私は一日中、何かを探している気がします。
よく捜索の対象になるのは、眼鏡です。ずっとかけ続けていると疲れちゃうから外して、気楽にどこかに置いてしまい、さあ、仕事をしよう、出かけようとすると、「あれ? どこに置いたっけ」になるのです。
たまの外出で、鈍化を実感します。
なんだかいろいろと忘れているのです。支度に手間取り、家を出るタイミングを逸して、いつも焦っているし、自分を呪います。
なんでちゃんと出来ないのだろう?
でも、ある意味、無理もなくて、必要がないとずっと続けてきたことも忘却の彼方へ。
いつかまた、社会が昔のようになったら、いろいろ耐えられるでしょうか?
満員御礼の映画館とか、ちょっと息苦しく感じそうな気がしてなりません。