31 Jul 2022
おとめ座さんへ。8月のお手紙

月の満ち欠け
新月から上弦の月、満月から下弦の月、月は毎日姿を変えて巡っていきます。
最近は、満月がSNSのトレンド入りをして、流行っているなといつも感心しています。占いを書く時は月の満ち欠けを意識していますが、日常生活では忘れるようにしているのです。
なぜかといえば、月に波長を合わせ過ぎると感情の起伏が激しくなってコントロールしにくくなるからです。でも、これは、個人差がありますね。大丈夫な人は大丈夫でしょう。
夏の終わりの新月は、おとめ座にかかります。年によって8月のこともあれば、9月になることもありますが、今年は8月29日です。
年に1度だけ、あなたの星座で月が生まれ変わるのです。
新月は文字通り新しい月ですから、何かを始めるのによいとされています。ただ個人的には、「仕切り直し」や「部分修正」がよいのではないかと感じます。
ゼロから始めるよりも、手直しがおとめ座さんっぽいから。あなたはエコな人なのです。
8月は、更新をかける
体感として12日の満月までは、見えない何かに背中を押されるようにスピーディーに進むでしょう。
やるべきことが次々と浮上して、ひとつずつ片づけるうちに時間が経ってしまうイメージです。
お盆休みに入ってやっと一息つけそう。やりたいことや予定が決まっていると思いますが、これまでの疲れが出やすいので無理をせずに休み休み進んでいくとよさそう。
思ったよりもやれなかった、でいいのです。自分をいたわっていきましょう。
19日以降、この先の展望が見えてきます。勤務先や身近な人の思いがけない決意を聞くことも。条件に合わせて、目標を立て直しましょう。
薄々気づいているように、ここまでのペースはそう長くは続きません。
もう少しゆとりを持ってラクに続けられる道を模索していく段階に入っています。話から降りる、辞めるのも、悪くない選択です。
「なんのために生きるのか」に立ち戻って、答えを出して。
恋は、マメな連絡が楔になりそう。
章月綾乃 しょうづき・あやの
やぎ座生まれ。星占いを読んでもなんだかピンとこなくて「こんなはずじゃない!」と深追いしたら、うっかり、占い師に。雑誌やwebの心理テストを考えたり、占いを書いたりしています。星のお手紙、モグモグ食べないように気をつけます。オフィシャルサイトはこちら。
Illustration: naohiga Coordinate: Norie Toriyama