30 Nov 2022
みずがめ座さんへ。12月のお手紙

土星と冥王星
季節柄、来年の星の動きを追っているのですが、みずがめ座さんの2023年は、激動の一年になりそうですね。
3年に及ぶ土星の試練から抜けた直後に、破壊と再生のシンボルである冥王星が入ってきます。ご存じの通り、冥王星は太陽系の中でもっとも遠い星で、公転周期が長いのです。
ここから約20年間にわたってみずがめ座さんの人生に深く濃く関わっていきます。
良くも悪くも渦中の人に、ドラマチックな展開が待っています。伏せられていたカードがオープンになり、眠っていた可能性が目覚めます。
なんだかよくわからないけれど何かがあるという状態よりも、いっそ手中に収めた方が精神的にはラクなはず。マグマのような激しさが、あなたの人生をガラリと変えてしまうでしょう。
というわけで、今は好きにやっていけばいいのかなって気がします。
この先は運命というよりも宿命が動きます。それまでに、やりたいことは全部やっておきましょう。
12月は、誘導がカギ
何かをしようとすると、必ずと言っていいほど邪魔が入って、話が変わってしまうのが昨今のパターン。読み通りにはいかないことが多かったはず。
でも、思ったのとは違ったけれど、逆によかったとか、面白い展開になったという一面もあったのでは?
スムーズにいかず、予期せぬ変化球になってしまう流れは年をまたいでもまだ続いていくのですが、意見は通りやすくなるでしょう。だから、根回しはしっかりとやっていきましょう。
成功のカギは、少し遠くから投げてみることです。
たとえば、今のうちに年末の計画について希望を伝えましょう。こんな風に過ごしてみたい、と。予定が立ちにくく、すぐには決まらなくても、あなたの言葉がゆるい縛りとなって、流れがそちらへ向かっていきます。
同様に本人ではなく、身近な人に伝えるなど、遠隔操作を心掛けてみて。ダイレクトに話を進めるよりも、スマートに運ぶはず。
恋は、年末の連日デートが有効です。
章月綾乃 しょうづき・あやの
やぎ座生まれ。星占いを読んでもなんだかピンとこなくて「こんなはずじゃない!」と深追いしたら、うっかり、占い師に。雑誌やwebの心理テストを考えたり、占いを書いたりしています。星のお手紙、モグモグ食べないように気をつけます。オフィシャルサイトはこちら。
Illustration: naohiga Coordinate: Norie Toriyama