しし座さんへ。12月のお手紙

自由と制約

気づけばもう師走、長かったような短かったような不思議な一年が終わろうとしています。

あなたにとって、今年はどんな一年だったでしょうか?　

この前、アメリカで暮らしている中学時代の友人に会いました。彼女は、数年前に早期リタイアし、目下悠々自適に単身、世界一周旅行をしているんだそうです。親孝行がてら日本にもやってきて、半日会ったのですが、話せば話すほどギャップが広がってしまって、困ってしまいました。

感染症に対する危機感も時間感覚も違い過ぎるため、まるで違う次元にいるように感じます。

でも、お金がたんまりあって、仕事もしなくてよくても、私は海外には行かない気がします。人生を取り換えるかと聞かれたら、ノーサンキュー。

この閉塞感でいっぱい、円安、物価高で先が見えない時代を体験しないことには、前へ進めない気がするのです。もがくうちに何かが掴める気がしてならないのです。

もうちょっとって気がしませんか?

12月は、軌道に乗せる

プロセスを大事にしましょう。過程を端折ると感覚が狂ってしまいます。

うまくいかない時期を体験したからこそ、順調に進んだときのありがたさがよくわかり、物事がおかしくなる前兆に気づくことが出来るものです。

まだ、世の中は病み上がりで、ぶり返しも揺り戻しもありそうですが、恐る恐る、試し試しでも、今出来ることをやっていくことで「コレはいけそう」が見つかるでしょう。知らず知らずに鍛えられ、研磨されているのです。

20日以降、飛躍のチャンスが巡ってきます。登竜門や狭き門へのアタック、顔と名前を売るためのデモンストレーションに幸運が宿るでしょう。

足場はまだ頼りなく、踏み切っても思うほどパワーが出ないかもしれませんが、ジャンプではなくクライミングで上へ登っていくとよさそう。

しぶとく、諦め悪く、泥臭くいきましょう。今はそういう星巡り。後日、「あんな苦労もしたなあ」と自慢話になるので楽しみにして!

恋も正面突破で。

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