31 Jan 2022
いて座さんへ。2月のお手紙

冬ごもりのススメ
ご機嫌いかがですか?
なんだか時間が引き伸ばされたようでソワソワしますよね。いろいろ動こう、変えよう、広げようとすると、途端に逆風が吹くのです。
でも、逆に、止まろう、続けよう、狭く暮らそうとすると、案外ラクに生きられるはず。
この前、季節の移ろいについて考えて気づいたのですが、私たちは自然の流れに逆らい過ぎている気がするのです。この季節、まだ冬眠していていいわけです。生態のひとつの形として。
冬はゆっくりと暖かくエネルギーを温存していく、夜はしっかりと眠る、そういう基本に戻すことで次のパワーが蓄えられていくのだと感じます。
暗く厳しい季節だから、つい春を先取りしてしまって、「もう始めなきゃ」「動かなければ」とソワソワしてしまいますが、本当は止まることも必要なんじゃないかなと改めて考えたのです。世の中の動きとも合っているでしょう?
今年は冬長め、モコモコ、ふわふわでいきませんか?
2月は据え膳を食べてみて
愛されていますね。大事にされています。だから、いろいろ用意されちゃうみたい。
先回りされて、準備万端に整っていきます。ただ、問題は、「ソレじゃない!」ってことかも。
古き良き和食ではなく、こってりした洋食、もっと言えば、ジャンクフードを食べたい気分なのに炊き立てご飯がお茶碗につがれちゃうイメージです。気分じゃなくても、おつきあいのつもりで席について。すると、案外、美味しく完食しちゃうはず。
身近な人があなたよりもあなたのことをよく知っているのです。だから、お任せしていいし、逆に「何がいいかな?」と聞いてみてもよさそう。
すると、「いつもならコレだけど、今はこっちじゃない?」とツボにハマる答えをもらえます。
紹介やお見合い、恋のセッティングなども、頼ってしまいましょう。
14日以降は、環境整備のチャンス。部屋の模様替えや引っ越し、家具の購入、契約の見直しなど、最高の居心地の良さが実現します。
章月綾乃 しょうづき・あやの
やぎ座生まれ。星占いを読んでもなんだかピンとこなくて「こんなはずじゃない!」と深追いしたら、うっかり、占い師に。雑誌やwebの心理テストを考えたり、占いを書いたりしています。星のお手紙、モグモグ食べないように気をつけます。オフィシャルサイトはこちら。
Illustration: naohiga Coordinate: Norie Toriyama