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おとめ座さんへ。7月のお手紙

おとめ座さんへ。7月のお手紙

二千年の眠り

今年80歳になる母が「大賀ハスを見に行かない?」と言い出し、お伴したのです。ところが、少し早過ぎて、まだ蕾でした。でも、これはこれで美しいと思ったのです。

白く硬く潔癖に閉ざされた蕾は、正しく時を待っていました。見知らぬ若者が蓮の葉の上に溜まった水を優しく揺らしていて、コロコロと転がる様、そして、揺れる度に光が乱反射する美しさに見惚れました。

開花前の静謐で清廉な世界が、そこに広がっていたのです。

大賀ハスは、今年で開花70周年なんですって。子供の頃は「縄文時代の蓮の実が発掘され、二千年の眠りから覚めて咲いた」と教わった気がしますが、昨今はこの言い方は正確ではなく、「弥生時代よりも前」みたいな表記になるようですね。

そろそろ見頃を迎えたはずですが、今年はあの蕾の美しさで十分な気がしています。

ツンと尖った感じ、少しだけほころび、花弁をのぞかせる奥ゆかしさ、シーズン直前の鑑賞も機会があればぜひ!

7月は、「泥中の蓮」で

混沌とした泥の中から可憐な花を咲かせる蓮は、清らかさのシンボルです。澄んだ水よりも濁った水のほうが美しい花を咲かせると言われています。

まだ、状況が落ち着かず、ままならぬことも多い7月ですが、あなたはあなたのやるべきことに集中して大輪の花を咲かせましょう。

見通しが不透明で、二転三転することも多いけれど、そこに振り回されてしまうと、ちょっともったいないのです。

静けさと落ち着きで、凛と咲き誇って。

おとめ座さんのホロスコープを眺めるほど、蓮のイメージが重なってきます。

花が咲く早朝から午前中に最も大事な用事を済ませましょう。開花から4日で花びらがこぼれるように散っていくため、何事も4日でひと区切りをつけると確実。

白やピンク、黄色など、蓮の花の色を身に着ける、花を見に行く、写真を待ち受けにしてみるのも開運効果が高いはず。

恋が動くのは土曜日です。気品と集中で、清らかで華やかな7月をお過ごしください。

章月綾乃 しょうづき・あやの

やぎ座生まれ。星占いを読んでもなんだかピンとこなくて「こんなはずじゃない!」と深追いしたら、うっかり、占い師に。雑誌やwebの心理テストを考えたり、占いを書いたりしています。星のお手紙、モグモグ食べないように気をつけます。オフィシャルサイトはこちら

Illustration: naohiga Coordinate: Norie Toriyama

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