この前、駆け込みで行ってきました。5日間限定IMAXシアターで公開された『ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート』へ。
伝説のラストライブ、私の心に強く残ったのは、一生懸命制止しようとする警官の姿です。突然街中で始まったゲリラライブに対して、「30分で30件の苦情が来て」と告げ、職務を果たそうとするのですが、適当にあしらわれて止められません。顔見知りでもあるんですよね。ずっと困っているわけ。
その純朴さが素晴らしくて、古き良き時代を思いました。相手は世界的なスーパースター、警官だってうまくやりたいと思っているわけですよ。なのに、なんの前触れもなく、大音量の演奏が街をジャックします。
後半、目の前のビルの人からの苦情も入るのですが、「うちのビルに撮影隊いるんだけど?」的にこっちにも根回しなしだとわかってきます。
どんだけやんちゃで、やりたい放題なのか。もうおかしくて、おかしくて。