30 Sep 2022
おとめ座さんへ。10月のお手紙

知らない道を歩く
心地よい秋風が吹いています。ご機嫌はいかがでしょうか?
昨日、東京駅から三越前駅まで歩いてみました。時間にして11分、大した距離ではありません。日本橋を通るのをやめて手前で曲がったら、石の柱を持つ橋が出てきて、そこに何やら刻まれています。
「しはくこちい」。最初全然わからなくて、しばらく悩んで右から読むことに気づきました。皇居のお堀と日本橋川の分岐、かつてはここから八つの橋を眺められたそうです。
いつもと違う道を歩いてみるのは、小さな冒険ですよね。
ここにこんなお店があるのかという発見、この道がここにつながるのかという納得が楽しいのです。普段使わないコンビニやスーパーに立ち寄ってみるのも面白く、「へえ、こんな物が売られているのか」という驚きがあったりします。
寄り道や遠回り、わざと迷子になってみるなど、過ごしやすい季節のお楽しみに。あなたの住む街は、よく行く場所はいかがでしょうか?
10月は、日常の延長で
守護星・水星が順行に戻って、運気に落ち着きが戻ってきます。
日々の積み重ねが形になり、力になり、あなたを支えてくれるでしょう。日課を充実させて、自分育てをしましょう。昨日よりも今日、今日よりも明日、よりよい変化を実感できるはず。
また、見比べるにもよいタイミングです。類似品を買って、両方試してみると、自分に合う基準がわかってくるでしょう。10月は、あなたらしく豊かに暮らすことがミッションに。
月末には、幸運の星・木星が社交スイッチを入れてくれます。
前後するかのように、社会の部屋を運行中の火星が逆行を始めるため、意識が自分以外のものに引っ張られていくことになります。
どう生きるか、どんな風に働いていくのか、人とどうつきあうのかを再び考えるターンが巡ってくるのです。
その前に、秘密基地のように、家を整え、超回復のルーティーンを組んでしまえば、こっちのもの。
恋は、お互いに変われるチャンスです。
章月綾乃 しょうづき・あやの
やぎ座生まれ。星占いを読んでもなんだかピンとこなくて「こんなはずじゃない!」と深追いしたら、うっかり、占い師に。雑誌やwebの心理テストを考えたり、占いを書いたりしています。星のお手紙、モグモグ食べないように気をつけます。オフィシャルサイトはこちら。
Illustration: naohiga Coordinate: Norie Toriyama