お変わりはないでしょうか?
このお手紙がお手元に届く頃、私が好きだったレストランが閉店してします。
南インド料理の草分け的な存在、これだけで、ピンとくる方も多いでしょう。もっとも、年に3回程度しか足は運んでいないのです。
ただ、どれだけ大事だったかといえば、そのお店に通うために仕事部屋を近くに借りようとしたくらい。徒歩3分の物件を見つけ、内見を申し込んだのに、オーナー事情で募集取り消しとなったのです。
日本橋に部屋を借りた後、未練がましくチェックすると、同じ建物に空室がわらわら出てきました。これは早まったかと軽く後悔しましたが、借り直しなんてできません。
でも、ここにきて、伏線回収です。仮に、順当に京橋に部屋を持ったとしたら、わずか半年で閉店のニュースを知ることになったでしょう。そしたら、どれほどダメージを受けたか。つくづく思いました。もっと自分を信じようと。
世界は、必然で動いているのだな、と。