31 Dec 2022
ふたご座さんへ。1月のお手紙

改まる
明けましておめでとうございます。
子供のころ、年末にこの言葉を年賀状に書く度に不思議な気持ちになっていました。出す方も受け取る方も去年のうちに書いたとわかっているのに、なぜ、新年のフリをするのだろう、と。
人生も後半に入って、予め準備することの大切さ、面白さがやっと身に染みてきました。
昨年はどんな一年でしたか? そして、2023年にはどんな展望があるでしょうか?
星の動きを見ると、「変わる」という印象を受けます。
昨年の私の三大トピックスは、日本橋に部屋を借りた、1カ月もしないうちに子猫を保護して自宅から出られなくなった、膝のリハビリが半年以上かかってまだ終わりそうにない、なのですが。
5月まで何をしていたのだろうと考えると、ちょっと思い出せないのです。自分のブログを探っても映画を見た記録しかありません。仕事して、映画見て、お酒を飲んでいるうちに終わってしまった……
まあ、それも人生かという気がしますね。
1月は、整える
あなたの守護星・水星が天頂で、ふたご座さんのフィールドの中で情熱の星・火星が、それぞれ逆行している中、始まる新しい年です。
活気に満ちていますが、どこか嚙み合わず、思ったようにいかないことが多いでしょう。でも、1月も半ばを過ぎていくと、星々の動きが正常化して、潜伏していた可能性が浮上してきます。
だから、ちょっとのんびりしているのがよさそう。ジタバタしても、悠然と構えても結果はそう変わりません。
あなたが決められない部分は天に任せて、自分の判断で動けることをよりよい方向に導いていけばよさそうです。
物の置き場所を決める、曜日に合わせて習慣を作るのはオススメです。いくつかの決め事がよい交通整理となって、毎日をスムーズに動かしてくれるはず。
社交は、後半の交流が有意義。前半はタイミングが合えば顔を出す、会うイメージでいるとよいでしょう。
恋は、ボヤきで意気投合しそう。ネガティブネタを面白おかしく!
章月綾乃 しょうづき・あやの
やぎ座生まれ。星占いを読んでもなんだかピンとこなくて「こんなはずじゃない!」と深追いしたら、うっかり、占い師に。雑誌やwebの心理テストを考えたり、占いを書いたりしています。星のお手紙、モグモグ食べないように気をつけます。オフィシャルサイトはこちら。
Illustration: naohiga Coordinate: Norie Toriyama