31 Dec 2022
さそり座さんへ。1月のお手紙

人生の足場作り着工のお知らせ
あけましておめでとうございます。
2023年はさそり座さんにとって新しい始まりの一年となるでしょう。なにしろ、さそり座さんの守護星である冥王星が16年ぶりに動きます。
ご存じの通り、冥王星は太陽系の中でもっとも遠くにある星ですので、2年の移行期を経て本格始動、2043年までの長い運勢の基盤が整っていきます。
良くも悪くも、家族や土地とのつながりに焦点が当たり、地に足の着いた生き方を選ぶことになるでしょう。
選びましょう。誰と生きていくのかを。選ぶのです。どこで生きていくのかを。
結婚やシェアライフに踏み切るのもいいですし、必要があれば、絶縁してもいいのです。
家族を再構成し、住む場所を定め、自分のホームと呼べる場所を作る始まりのタームに入っていきます。
常識や良識でいえば、身内の面倒を見る、支えるのが美徳で普通とされますが、どうしてもやりたくないと思えば、意志表示し、法的な手段で身を守り、縁を切って。
1月は、情報を集める
この先は、あなたが望もうと望むまいと身近な人の事情や思惑に巻き込まれていきます。
土地との結びつきも強くなって、ローカルなパワーが高まっていくのです。だから、まだ星の強制力が働く前に、運命共同体となる相手を厳選しましょう。
この人のためなら頑張れる、耐えられる、心から思える人を探して手を組むのです。
感覚的には、ときめきや刺激よりも親近感、一体感を求めていくので、「居心地の良さ」が決め手になるはずです。
人生の基盤作りの壮大なプロジェクトの始まりに当たるのが、1月です。視野を広げて、可能性を探っていきましょう。
どんな働き方があるのか、やってみたい仕事に就くには何が必要か、また、複数の拠点を持つのも悪くはなさそう。多様的な生き方を探ってみることで、ピンとくる答えが見つかるはず。
また、おしゃべりも有意義です。人と話すうちに新しいアイデアや見落としていたやり方に気づきそう。
恋は、22日前後の接近が有効。
章月綾乃 しょうづき・あやの
やぎ座生まれ。星占いを読んでもなんだかピンとこなくて「こんなはずじゃない!」と深追いしたら、うっかり、占い師に。雑誌やwebの心理テストを考えたり、占いを書いたりしています。星のお手紙、モグモグ食べないように気をつけます。オフィシャルサイトはこちら。
Illustration: naohiga Coordinate: Norie Toriyama