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村田沙耶香がこっそり集めているもの「飴玉のような色に心躍る天然石アクセサリー」

村田沙耶香がこっそり集めているもの「飴玉のような色に心躍る天然石アクセサリー」

飴玉のような色に心躍る
天然石アクセサリー

村田沙耶香
作家

村田さんがジュエリーケースをひとつひとつ開けると、出てくる出てくる、色とりどりの天然石のリングやネックレス。

「子どもの頃、1歳上の従兄弟が鉱物を集めていたんです。大切なものだからチラッとだけ見せてくれる。その頃から石に惹かれていたのかもしれません。天然石のアクセサリーを最初に買ったのはたしか8年ぐらい前。その後、〈bororo〉というブランドの、石の形をそのまま生かしてチェーンを通しただけのネックレスに一目惚れしました。店員さんに石の由来や色のこと、石を生かす台座のデザインについて話を聞くのも好きですね。そのうちリングを買うことが増えました。アクセサリーは他人に見せるものでもあるけれど、自分で眺める喜びもありますよね。薬指より人さし指にはめると自分で見やすいから、ほとんどのリングが人さし指のサイズです。原稿の合間に右手にはめた石を見てボーッとすると、気持ちが落ち着き、幸せな気分に浸れます」

毎朝、その日の気分に応じて深い色、淡い色、違った色石のリングを選んで指にはめるのだとか。

「昔、指にはめて舐める指輪型の飴があったのを知っていますか? 母に買ってもらって縁側で舐めていると、日に透けて指先に色が広がるのがとても綺麗で、飽かず眺めていました。そのうっとりするような感覚が今でもあるんです」

村田さんのコレクションの多くは〈MARIHA〉と〈bororo〉のもの。イエローサファイア、グリーンアメジスト、ゴールドルチル、オレンジムーンストーン、ルビー、モルガナイト、オパール、ガーネットなどさまざまな色石が勢ぞろい。カットを施さない、自然の石の形をそのまま生かしたものが好みだという。

Profile

村田沙耶香 むらた・さやか

2016年、小説『コンビニ人間』で芥川賞受賞、30カ国以上の言語に翻訳される。現在は文芸誌『すばる』にて長編小説『世界99』を連載中。

Photo: Yuka Uesawa   Text: Mari Matsubara

GINZA2021年8月号掲載

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