28 May 2018
香取慎吾 ルーブル美術館で初の個展!

香取慎吾さんが、日仏友好160年を記念した日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」の公式企画としてパリ・ルーブル美術館にて初の個展を開催する。香取さんは同祭典の広報大使に任命され、2018年7月から2019年2月まで日仏両国で活動を展開する。
「ジャポニスム2018:響きあう魂」について
日仏友好160年を記念し、日仏両政府の協力により、ルーブル美術館はじめパリを中心とした約100の会場を舞台に約8カ月間にわたって開催される。日本文化の原点とも言える縄文文化から美術展や歌舞伎、最新のメディアアートやアニメ、さらに食や祭りまで、世界から注目される日本の芸術と文化を紹介。香取さんの展覧会もその一つとして実施される。香取慎吾さんにとって人生初の個展になると同時に、日仏の文化交流において新たな歴史の1ページになる。
香取さんの代表作。日本財団パラリンピックサポートセンターのキーメッセージ「i enjoy !」をテーマに描かれた壁画(縦2.6×横6.1m)。※ルーブルでの展示は未定。
ジャポニスム2018 公式企画
香取慎吾 ルーブル美術館 展覧会について
現在、香取さんは作品の準備に取り掛かっている。「ジャポニスム2018」での展示内容は、自身のように既成の枠にとらわれずあらゆる枠組みを超えていくものとなる。「アートを題材にしてNAKAMAとつながりたい」というコンセプトのもと、絵画、オブジェだけでなくファッション、そしてフランス初上陸となる「ZUKIN(頭巾)」を何個もつなぎ合わせた「新しい建築」とのコラボレーション作品も発表される。
歌手、俳優といった活動にとどまらず、アーティストとして壁画、オブジェ、絵画、さらには自身のSNSなど幅広いメディアを通じ、常に表現活動を続ける香取さん。パリだけでなく世界中から集まる観客を楽しませる展示として期待が高まる。
香取慎吾さんより
──「ジャポニスム2018公式企画」展覧会についての意気込みは?
「アートにゴールはないと思い、描き続けていますが、目指すゴールと言ってもおかしくないルーブル美術館でスタートできることに、僕のアート脳が爆発しています。たくさんの人に僕を感じてもらいたいです」
──広報大使に決定したことについて、ひと言。
「大好きなフランスと日本の“響きあう魂”を世界中の方々に体感してもらえたらうれしいです!」
香取慎吾さんの最近の芸術活動について
2015年5月 日本財団パラリンピックサポートセンター設立、「i enjoy !」をテーマに記念壁画制作。
2017年10月 カルティエのタンク100周年を記念した期間限定ギャラリー『TANK 100』の開催にあわせ、時計「タンク」からインスピレーションを受けて制作したふたつのオリジナル作品を制作・展示。
2017年10月 日本財団「DIVERSITY IN THE ARTS」企画展「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」(日本財団主催)で自作を展示。
2018年3月 香港観光局 香港 オールド・タウン・セントラルエリア、Shelley Street(些利街/シェリーストリート)世界一長いエスカレーターとしても知られるミッドレベルエスカレーターの側面に壁画を描く。
2018年5月24日~6月24日 香取と若手アーティストによるアートギャラリー「NAKAMA des ART」 で展示中。
2018年5月26日~27日 六本木アートナイト2018内、六本木ヒルズ66プラザで香取によるラッピングが施された新型BMW X2 を公開。
ジャポニスム2018 公式企画
香取慎吾 ルーブル美術館 展覧会
NAKAMA des ARTS
展示期間:2018年9月19日(水)~10月3日(水)
展示場所:ルーブル美術館内 シャルル5世ホール
問い合わせ:(独)国際交流基金ジャポニスム事務局/ジャポニスム2018 PR事務局 Tel: 03-6894-320
公式ウェブサイト:https://japonismes.org/
Text&Edit: Hiroko Chihara