日々の仕事や生活に欠かせない文房具。すぐ近くに置いておけるお気に入りは、毎日を豊かにしてくれるもの。そんな小さなこだわりと幸せの詰まったみんなの”文房具愛”を集めました。ZINEクリエイター、フカーツさんの場合は?

フカーツ
ブロガー、ZINE作家、会社員
@fkirts
こんにちは、フカーツという者です。趣味のZINE(手作り小冊子)制作および、それを売るイベントに行く時に使っているペンケースの中身を紹介します。テーマは「リアルな現場感」。「TOKYO ART BOOK FAIR」や、フリマイベントや音楽イベントなど、ジンを売りに様々なイベントに行った時、現場で必要になって近くのお店で買い足したりしてどんどん中身が増えてしまったペンケースです。
ペンケース
ペンケース自体は4年前くらいに買った無印良品のウォッシュ加工ナイロンオックスのポーチを使っています。化粧ポーチ用のサイズだと思いますが、とにかく沢山入ります。沢山入れてなくてもクシャッと潰せば省スペースで持ち運び可能です。無印良品は毎年変化球素材のシリーズを出していて、たまに刺さるやつがあるので要チェックです。
ホチキス
まずは、ジン製本用のホッチキス。皆さんご存知マックスの革新的商品”ホッチくる”ですね。似た商品が色々なところから出ていますが、アームの長さや一度に綴じられる枚数など、敵わないと思います。すごく持ちやすい大き目のプラスチックボディが、厚めのジンを留める時に「バコンッ」と本当にいい音を鳴らします。気持ちがいいです。 ジンはいつも家で作るのが間に合わないので、イベントの現場で製本することも多々ありますし、近所のコンビニコピー機で増刷する時にも不可欠な存在です。
プライス表示用シール
ジンを売る時にも、あとはフリマに出る時も、値札シールはお客さんの心を掴むのにとても重要です。 これはロサンゼルスに行った時にTargetで買いました。やはりカラフルなものは目を惹きます。 私はずっと白い紙を使っていたのですが、周りの出店者がみんなお洒落な海外の紙を使っているのを見て真似しました。
ハサミ
小学生の頃から同じハサミを使っていたんですがいよいよ切れ味が悪くなり、初めて自分でハサミを買いました。 セロテープを切ってもノリが刃にこびりつかないのが売りの商品。 ジンのオマケで手描きのシールを渡したりしているのですが、シールのシートを切る時にもハサミの劣化を気にせず出来るので満足しています。 秋葉原のヨドバシカメラの上の文房具屋さんで買ったのですがメーカーがよく分かりませんでした。
ポスカ
ジンの表紙もイベントの現場で描いていたりするので色ペンが必要になります。値段を書いたり、前述のステッカーを作る時にも使います。中にポスカではなくポスティラというのが混ざっていますが100円ショップで購入したもの。このオレンジは蛍光でとても良い発色性なのでおススメです。
黒インクのペン各種
現場でインク切れを起こすと困るので複数はいっています。
その他
特筆するべきものは、沼津深海水族館で買ったチンアナゴの定規ですね。 定規って透明な方が何かと便利じゃないですか。下を見ながら書いたり測ったり出来るんで。で、チンアナゴって定規のモチーフとしてこんなにジャストな生き物っていないよな〜って思います。大抵の生き物ってこんなにまっすぐじゃないですからね。これは秀逸過ぎてそのうちMOMAに収蔵されると思います。