12 May 2022
実家に住むひと。フォトグラファー 塚本倫子さん

何も気にせず、“好き”に没頭できる場所。実家のひとり部屋にはそんな夢が詰まってる。幼き日々と大人になった今。いつでも自分らしさに立ち戻らせてくれる大切なマイルームにおじゃましました。
塚本倫子
フォトグラファー
「両親と2匹の愛犬と暮らす実家の2階が私の仕事部屋。キッチンに面した開放感のある空間なので、ソファベッドで寝る時は白いカーテンで仕切りを作っています。昼間は写真や映像の編集をしたり、絵を描いたり。ちょっと使いづらいけど、おしゃれなイーゼルもお気に入りです。デスクの壁(写真10枚目)には自分の写真作品やデッサン、ココ・シャネルの手元を写したというモノクロフォトを並べて。家具のほとんどはギャラリーを経営している母のセレクトで、どこをとってもセンスがよいので、本当に尊敬しています。大好きな漫画類は回転棚にすっきり整頓。母はここに置くのがイヤそうでしたが(笑)、家族で愛読している『BLUE GIANT』ならと、オッケーをもらいました!」
塚本倫子 つかもと・りんこ
1997年、東京都生まれ。2020年、多摩美術大学劇場美術デザインコースを卒業。ダンサーを被写体とするフォトグラファーとして、映像や写真作品を手がける。
Instagram→ @rintsukamoto
チャーミングバスターズとは?
90年代のアメリカで使われたスラング。女の子がなぜか惹かれてしまう人気者の男の子のこと。ジェンダーレスな今、おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めてチャーミングバスターズと呼んでいます。
Photo: Ko Tsuchiya Text&Edit: Sakiko Fukuhara
GINZA2022年3月号掲載