高峰秀子さんのエッセイに詰まった慈愛とエレガンス…あなたにとって“レディ”とは?vol.5

高峰秀子さんのエッセイに詰まった慈愛とエレガンス…あなたにとって“レディ”とは?vol.5

上品、チャーミング、ヘルシー。レディであるための条件は一言で表せるものではないし、きっと正解もない。 GINZAの身近な女性たちの綴る言葉を見てみると、その輪郭が少しずつ、でも確かに、見えてくる。

柴原聡子(エディター)にとってのレディ

高峰秀子
女優

「高峰秀子といえば、昭和を代表する女優。ただ、〝レディ〟から連想するのはこの人のエッセイ。どれも潔く、白黒はっきりした文章は気持ちが良い。夫・松山善三との関係も理想的で、70歳当時に『私はそんな夫の少年のような優しさが大好きである』なんて書いている。『まいまいつぶろ』にある映画作りの裏方さんたちを描いたイラストも愛嬌たっぷり。べらんめえ調の中に慈愛とエレガンスが漂っていて、本当に美しい人だと思う。もう一人はアメリカの作家、レベッカ・ソルニット。超才女でフェミニストの彼女をレディと呼んだらかえって何を言われるか(笑)。でも『説教したがる男たち』は、女性として生きることの難しさと、それでも守るべきものを教えてくれる。現代のレディにこそ知ってほしいことが詰まっているんです」


たかみね・ひでこ=1924年生まれ。29年デビュー、天才子役として名を馳せる。出演作品に『カルメン故郷に帰る』『二十四の瞳』『浮雲』ほか多数。79年女優引退後はエッセイストとして活動。86歳没。

文= しばはら・さとこ=本誌では「今月のキュリオシティ」ほか、アートやカルチャーページを担当。編集・執筆のほか、美術展の広報も行う。マーベルやDCのアメコミ系アクション映画も好き。

Artwork: Yosuke Kobashi 

GINZA2019年1月号掲載

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