〈ツェツェ・アソシエ〉デザイナー カトリーヌ・レヴィさんの、パリ・マレ地区の趣のあるアトリエ

〈ツェツェ・アソシエ〉デザイナー カトリーヌ・レヴィさんの、パリ・マレ地区の趣のあるアトリエ

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インスピレーションが生まれる、デザイナーが暮らすプライベート空間。それはこだわりのクリエイションに通づる、こだわりのインテリアが広がる。部屋の隅々から醸し出されるこだわりの“おしゃれ”を取材しました。


創作の源は好きな色と愛するものに囲まれた時間

パリのマレ地区にある趣ある建物。その一室にツェツェの活動とは別にカトリーヌさんが手がけるジュエリーブランド〈ドレット〉のアトリエがある。石膏の壁は下半分を〝ホウレンソウスープの緑〟にペイント。床は〝ポピーの赤〟。どちらも大好きな色だという。壁面にはインドで出合って感動した装飾的なミラーをまるで絵を飾るようにいくつもかける。

ツェツェアソシエ カトリーヌ・レヴィ パリ アトリエ

漆喰の白とシックなグリーンのツートンカラーが印象的な室内。壁にはかつてインドの職人が手仕事で作りだしていたミラーをランダムに飾る。

「どれも今はもう作られていないもの。手仕事を感じさせるものや、デコラティブなものを足すと空間がイキイキします」

古いキャビネットの上にはツェツェの代表作のひとつ「四月の花器」に挿したバラの花。キャンドル型のランプやヒョウタンみたいなランプなど、照明もまるでアートのように存在そのものを楽しむ。
「インテリアはほとんどが友人にもらったものや旅先から連れ帰ったもので、それぞれに物語があります。好きな色、愛するものに囲まれて過ごす時間こそがインスピレーションの源です」

カトリーヌ・レヴィ Tsé&Tsé associées Designer

カトリーヌ・レヴィ(右)とシゴレーヌ・プレボワ(左)の2人が1984年にパリの国立工芸学院で出会い、制作活動を開始。卒業後の92年に〈ツェツェ・アソシエ〉を設立。デビュー作「四月の花器」はパリのポンピドゥセンターの永久定番コレクション。

Photo: Ayumi Shino Text&Edit: Nobuko Sasaki (tampopo) Cooperation: H.P.DECO

GINZA2018年3月号掲載

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