フローリストの審美眼が光る東京のお花屋さん9店舗へ。オーナーがつくる、センスのいい花束をGINZA編集部がオーダー。自然と癒される空間と季節を届けるお仕事についても迫りました。大好きなあの人への贈り物に、自分へのご褒美に、参考にしてみてはいかが。
🛋LIFESTYLE
脇役の花を知る幡ヶ谷「Forager」。センスあふれる東京の花屋
チャーミングな
脇役劇場をご堪能あれ
クリエイターが集うヴィンテージマンションの1階で、2018年に開業。市場での仕入れ時には季節の“光”を意識し、アスチルベやギリアトリコロールをチョイス。フラリチアは「植物図鑑に描かれていそう!」という理由で扱うことに。豊かな発想力でセレクトする上野智枝子さんは、一般的なブーケでは添え役になる品種を集める。大手生花店で勤める頃から、メインのそばでささやかに咲く姿に心を奪われていた。絢爛(けんらん)さは控えめに、凛とした佇まいで惹きつけるものばかり。国内外アーティスト達が手がけた花器も必見だ。
すっきりとしたルックスに
可憐さも忍ばせて
泡立つようなふわふわの花姿のアスチルベを主に、さっぱりとした印象を与えるギリアトリコロール、清涼な香りも届けるオーストラリアンローズマリーなどが囲む。強度を保つためにリバーシブルのセロファンでくるんでお渡し。
今回のブーケ製作費:¥4,400(税込)
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「Forager(フォレジャー)」
Photo:Wataru Kitao Text:Mako Matsuoka Edit:Nico Araki