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年上の人と話すのが苦手。職場で上手に接するコツ【劇団雌猫 愛と浪費のおなやみ劇場 vol.9】

年上の人と話すのが苦手。職場で上手に接するコツ【劇団雌猫 愛と浪費のおなやみ劇場 vol.9】

平成元年生まれのオタク女子4人組からなるグループ「劇団雌猫」が、オタク心を持つアラサー読者の日頃の悩みをズバっと解決。応募フォームに集まった人生相談にメンバーである、かんさん、ひらりささん、もぐもぐさん、ユッケさんが月替わりで回答します。前回のお悩みはこちら。


質問

今月の悪友:ちゃんさん

「年上の人との接し方がわかりません。バイトの休憩中、自分から話題を振ってもいいのか、同級生と同じ喋るペースだと馴れ馴れしい、喋りづらい(私の発言量が多いため)と思われないか、私の話なんて面白くないんじゃないかと自信をなくしてしまいます。普段の私は自分から交友関係を広げるし、上記のようなことは思いませんが、年上の人が相手となると緊張してうまくコミュニケーションが取れません。なので、向こうから話しかけてくれるのを待っているのですが、そもそも受け身なのがよくないのでしょうか。また、2人きりの時に相手の独り言には応えるものですか?目が合った時にすぐ逸らすのはよくないかなと思って最近は会釈をしたりしています。バイトに入って5ヶ月、仲良くなれず焦ります。話しかけられてもあまり自分が話せないので大人しく真面目な子と思われていたら嫌です」

 

劇団雌猫からのアドバイス

 

今月の回答者:ひらりささん、もぐもぐさん

HIRARISAMOGMOG 劇団雌猫

 

ひらりさ 今年最後の連載は、私、ひらりさともぐもぐでお送りします!

もぐもぐ もう今年も終わりだ! 早い!

ひらりさ 今回の相談者さんは、アルバイト先で先輩との接し方に悩んでいるとのこと。年上とのコミュニケーションか~、仕事を始める時には誰でも悩むテーマだね。

もぐもぐ うんうん。相談者さんはアパレルのアルバイトをしている20代の学生さんとのことですが、まず「年上の人と喋ろう!」っていう意識があること自体が偉いと思う。

ひらりさ もぐもぐさんは、年上の友人が多いイメージがあるけど、昔からそうだったの?

もぐもぐ そんなイメージある!? でも確かに、学生の頃は結構年が離れた人によくかわいがってもらったかもしれない。

ひらりさ それはバイト先の人?

もぐもぐ バイトよりネットで知り合った人の方が多い(笑)。むしろ、バイトはいろいろしたけど今も仲いい人って全然いないかも。と思うと、「年上の人ともっと知り合いたい」が目的だったら、他のやり方もあるかもしれないね。ひらりささんはどうだった?

ひらりさ 私は社会人になるまで、年上の友人も知人もかなり少なかったなぁ。BL(ボーイズラブ)が好きなオタクだったけど、本屋で買った商業BLを読んでるだけだとそこまで「現場」がないから、オタク友達ともネット上でのやりとりがメインだったし、バイトは小学生相手に家庭教師をやっていたし…。だから、一時期飲食系のバイトをやっていた時は、誰とも仲良くなれなかったし、会社に入ってからもたくさん怒られて苦労したなぁ。

もぐもぐ なるほど。案外バイト先で仲良くなる人少ない説……?

ひらりさ サンプル2人だからわからないけど(笑)。

もぐもぐ そもそもさ、バイトって仕事だよね。そこから考えてみてもいいかもしれない。

ひらりさ ふむふむ。

もぐもぐ おしゃべりして仲良くなろうとするより、まずは仕事に真面目に取り組んで、その中できちんとコミュニケーションをとる、っていうのが大事だと思うの。「仲良くなろう」より「信頼してもらおう」作戦。

ひらりさ たしかに良いかも。相談者さんはアパレルのバイトをしているとのことだけど、アパレルだときっと、店員さん同士のコミュニケーションも仕事上必要なんじゃないかな。在庫確認とかのバック業務だったり、シフトの調整だったり。

もぐもぐ 雑談は一旦置いておいて、まずは業務に関わる受け答えを明るくしっかりするとかね。その延長で、もしかしたらちょっとした会話もできる間柄になるかもしれないし。

ひらりさ うんうん。あとは、テクニック的なところになるけれど、もし自分が「喋りすぎちゃうタイプ」と自覚しているなら、「質問する」ということを意識するのが良いと思う。

もぐもぐ 質問は大事!!

ひらりさ 私はすごく自分のことをたくさん喋るタイプだから、いまでも本当に毎日反省してます!「話しかけられたときは一言答えて、相手にすぐ『そちらはどうですか?』と話を振る」というのは意識してる。副業でライターや編集をしているけれど、本来聞き上手じゃないと成り立たない仕事だし……。「いま、私はインタビュアーだから!」と切り替えるようにしてる。

もぐもぐ モードチェンジいい!

ひらりさ インタビュアーに限らず、「役」みたいなものがあると楽になるよね。私は同い年の相手とのコミュニケーションがすごい苦手で。「こっちが先輩」とか「あっちがクライアント」とかがない場面だと、余計にコミュニケーション下手になっちゃうの。ネット上とか、オタクのときって、それぞれの場での「ペルソナ」があるから楽だなと思う。

もぐもぐ なるほど〜。それはすごくわかる。誰とでもできる探り探りの当たり障りない会話って逆にむずかしいよね。

ひらりさ だから、いっそ「今日はこういう役」と演じてしまった方がコミュニケーションを取りやすいのかなって。

もぐもぐ うんうん。あとはちょっと飛び道具だけど、もし本当に仲良くなりたい好きな先輩がいるのなら、「仲良くなりたいです!」って直球で言ってみるのも結構ありだと思う!好かれて悪い気がする人はそんなにいないし、どういうつもりなのかわからない相手と世間話するより、自分に興味を持ってくれている人と話す方が、向こうも話しやすいんじゃないかなぁ。

ひらりさ いいね!好意は、伝えよう。もちろん、好意がないなら無理をせずに。

もぐもぐ 実は劇団雌猫のユッケさんとの出会いも、私がユッケさんのブログのコメント欄に「友達になりたいです」って書いたことなんだよね。

ひらりさ そうだったね…!あと、これは憶測だけど、バイト先の先輩が、既に相談者さんのことを「余計な話はしたくないタイプの人」だと思っちゃっている可能性もあるかも、と思った。

もぐもぐ ああ〜〜〜。それはたしかに。

ひらりさ 最初の数日で既にイメージがついちゃっている可能性はあるから、例えばセールか何かのタイミングで「今日は忙しかったですね~」「これまで実は緊張しててあんまり喋れなかったんですけど…」とかって、本心を明かしてみるのもいいかも。

もぐもぐ 黙っていても伝わらないからね、やっぱり。さっきの「あくまで仕事だし」って話といきなり矛盾するけど(笑)、仲良しな人がいるとバイトに行くのも絶対楽しくなるもんね。

ひらりさ 年明けのセールがチャンスだ!

もぐもぐ うまくいきますように~!応援しています!

 

 

☆次回はひらりさ・かんが登場します☆
あなたの悩みも聞かせてね。投稿フォームはこちら

劇団雌猫 げきだんめすねこ

平成元年生まれのオタク女4人組(もぐもぐ、ひらりさ、かん、ユッケ)。2016年12月にさまざまなジャンルのオタクがお財布事情を告白する同人誌『悪友vol.1 浪費』を刊行し、ネットを中心に話題となった。2017年8月には『浪費図鑑』(小学館)として書籍化。現在はイベントや連載などに活動を広げながら、それぞれの趣味に熱く浪費している。
Twitter:@aku__you

Illustration: Maiko Sugiyama Composition: Sae Ota Edit: Karin Ohira

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