モダンなのにクラシック。モードな小物遣いで装う「銀ブラ」

モダンなのにクラシック。モードな小物遣いで装う「銀ブラ」

ここでしか買えない。ここでしか見られない。その場所が銀座だったら、すべてが特別になる。古くて新しい。モダンなのにクラシック。時代を感じさせない普遍的なデザインが、この街には不思議とあちこちに散らばっている。

大和屋シャツ店銀座本店

インポートファブリックのパジャマ

ストライプのブロードパジャマ 各¥18,500、黒無地のブロードパジャマ ¥20,000、チェックのフランネルパジャマ ¥19,000

老舗のメンズショップにだってレディのためのウェアが隠れてることもある。銀座6丁目にある日本最初のオーダーシャツ専門店「大和屋シャツ店」は、外観からいきなりトラッドな紳士服店の佇まいで、店内を覗き込むとトーマスメイソンやカルロ・リーバをはじめとした膨大な数の高級生地が見える。それでも物怖じせず入って右側の棚をチェックしてほしい。〈スリーピー ジョーンズ〉を思わせるキャンディストライプや無地のブロードパジャマが10種類以上。チェックのフランネル地も〈L.L.Bean〉を連想させる。小粋なラウンドカラーと可愛い色のパイピングがまさに今の気分。

住所中央区銀座6-7-8 03-3571-3482
Tel: 03-3571-3482
営業時間: 11:00〜19:30
: 無休


銀座 平つか

のし袋

封筒 ¥702、ポチ袋 ¥604*共に税込み(共に平つか 0466-76-5299)

昨年12月に「銀座 平つか」閉店というニュースに銀座の街が嘆いた。1914年に創業して以来、江戸指物や和雑貨の名店として銀座の矜持を守ってきた老舗で、とりわけ手漉き和紙の便箋やポチ袋が人気だった。裁断も手作業で、木版で絵柄を刷るのも熟練の手仕事によるもの。モノとしての存在感が違う。そんな古き良き銀座の職人気質も時代の流れで……と肩を落としたのも束の間、もなかでおなじみの「空也」がプロデュースする「空いろ」の金春通り店の一角でポップアップ的に紙製品のみ販売しているのだ。クラフトの強さは今もなお健在。発色はやはり上品。手触りも最高。

≫ぎんざ空也 空いろ 銀座金春通り本店
住所中央区銀座8-7-6 平つかビル1F
Tel: 03-3571-7​5​5​0
営業時間: 11:00〜19:00(土〜17:00)
: 日祝


王子サーモン 銀座店

いくらの醤油漬けと紙袋

いくらの醤油漬け 500g ¥9,000

デザインの力は底知れないと特に思うのはクリエイティブカンパニー、サン・アドがディレクションを手がけている「王子サーモン 銀座店」。サーモンの店とは思えないステンレスの壁のソリッドな外観。イラストレーター三宅瑠人さんの写実的な鮭のイラストが描かれた紙袋。商品もどれも魅力的で、中でも、いくら醤油漬けのボックスがかなりそそられる。中央にプリントされたいくらは艶のあるコーティングが施されていて、キャッチコピーとイラストも底や側面にバランスよく配置。箱の面を活かしながら、伝統ある店の主張を直球に、かつ軽妙に表現したデザインワークがたまらない。

住所中央区銀座3-7-12
Tel: 03-3567-6759
営業時間: 10:30〜20:00(土日祝〜19:00)
: 無休


ポータークラシック

印鑑ケース

パラカ素材の印鑑ケース ¥2,500

一見すると淡いブルーが可愛い格子柄の印鑑ケースだけど、単なるチェックではない。パラカというハワイの伝統生地で、和服の柄の「碁盤縞」や織物の「絣」に似ていることから、20世紀初頭ハワイに住む日系移民に親しまれたテキスタイルなのだ。〈ポータークラシック〉の定番柄として使われてきたもので、それで和の小物を作ってしまおうというアイデアが素晴らしい。涼しげで耐久性もあり、使うほどに風合いが増していく。現地ではさとうきび畑の作業着として用いられていたそうだ。それが時代を経て「銀座ファイブ」2階で印鑑ケースとして売られているって考えたらエモい。

住所中央区銀座5-1 GINZA FIVE 2F
Tel: 03-3571-0099
営業時間: 12:00〜20:00
: 無休(年末年始とビル休館日除く)


THE CONVENI

ハーフサイズトランプ

〈FRAGMENT×BICYCLE〉のプレイングカード ミニ 各¥800(ジュン カスタマーサービス 0120-298-133)

1885年に米国で創業したU.S.P.C社が製造するトランプブランド〈BICYCLE〉はマジシャン御用達で知られるが、銀座ソニーパーク地下1階にある「THE CONVENI」のレジ横で見つけたのは細いバージョン。トラベル用となると、普通は単純にサイズを小さくするはず。そこを横幅だけ半分にしちゃおうっていうセンスがナイス。と思いきや、アーカイヴにあったものの復刻らしい。さすが、藤原ヒロシさんが監修しているだけあってサイドチェンジが鋭い。ちなみに、箱のイラストは昨年リリースされた藤原さんのアルバム『slumbers』のマスコット〝まどろむ犬〟とのこと。なんか可愛い。黒もあるよ。

住所中央区銀座5-3-1 銀座ソニーパークB1
Tel: なし
営業時間: 11:00〜19:00
: 不定休

Photo: Yasuhide Kuge Text & Edit: Kyosuke Nitta

GINZA2018年12月号掲載

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