料理研究家・植松良枝さんの自宅のキッチンの引き出しを拝見!プロならではの整理術を教えてもらいました。
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ごちゃごちゃ解消!料理上手の引き出し整理術
「キッチンではスムーズな動線が何より大事」と植松良枝さん。考えてみると、カトラリーが絡まったり、欲しいものに限って奥の方にあるなど、何かと引き出しでつっかかりがち…。「カゴや箱をフル活用し、カテゴリや大きさ別に分けることが大事。取り出すときも、片手で十分です」。整理のコツは、どこに何があるのか一目でわかるようにすることだそう。「使用頻度が少ないものは間引くなど、引き出しに入れる量を決めています」。植松さんから整理のヒントをピックアップ。参考にしてみて。
植松さんの引き出し
画像全4段ある引き出しにはそれぞれイタリアから持ち帰ったアンティークのハンドルをつけている。一番下には調味料のストックを収納。
1段目
取り分けで使うもの
サーバー類は木や真鍮といった素材と、おおよその大きさに分けて収納。仕切り代わりに使っているのはお菓子が入っていた木箱。下に両面テープをつけて動かないように固定。
2段目
調理器具や小物類
タイでもち米を入れるために使われている蓋つきの小さな竹かごの容器は箸置きなど細々したアイテムを分別して入れるのに便利。もともと3段重ねだったアンティークの木箱を1段ずつ広げて、薬味入れや塩に添える小さじなどをカテゴリごとに納めている。楕円型のカゴには豆腐すくいや漆のサーバーなど特殊なグッズを。ここだけはサイズはバラバラ。「よく使うものはざっと入れる用のスペースにまとめています」
3段目
カトラリー類
4つにわかれている籐のケースはアメリカで購入。フォーク、スプーン、ナイフ、スッカラ、チーズ関連の道具など大きさと種類ごとに整理。
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植松良枝
料理研究家。旬の食材を使った季節感あふれる食と暮らしを提案する。 Instagram→ @uematsuyoshie
Photo: Miyu Yasuda Text: Mariko Uramoto