05 May 2022
実家に住むひと。モデル、アーティスト酒井いぶきさん

何も気にせず、“好き”に没頭できる場所。実家のひとり部屋にはそんな夢が詰まってる。幼き日々と大人になった今。いつでも自分らしさに立ち戻らせてくれる大切なマイルームにおじゃましました。
酒井いぶき
モデル、アーティスト
「昨年シェアハウスから実家に戻って、兄弟3人で使っていた場所を自分のスペースに。はじめてのGINZAの撮影もこの部屋で撮りました!どんな住まいでも、私の世界観で空間を埋め尽くさないと落ち着かないんです。物量が多いから自然とそうなるのですが(笑)。三段ベッドの真ん中を寝床に、上下段は収納として活用。タイで買ったキッチュな柄の袋に細々したものを詰め込んで、スッキリさせています。相棒のテプラは4台所有していて、それぞれで打てるフォントや絵文字が違うんです。でも、高校生の時に奮発して手に入れた機種を今でも一番使っているかな。アンテナに引っかかった『なんだコレ?』っていう変わったデザインの品々がここに集約されています」
酒井いぶき さかい・いぶき
モデルとして活動する傍ら、テプラやKi-Re-iを用いてコラージュアートワークやZINEを制作。昨年末には個展『re☆mix DX』をBOOKMARCにて開催した。
Instagram→ @iibbuukkii_
チャーミングバスターズとは?
90年代のアメリカで使われたスラング。女の子がなぜか惹かれてしまう人気者の男の子のこと。ジェンダーレスな今、おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めてチャーミングバスターズと呼んでいます。
Photo: Ko Tsuchiya Text&Edit: Sakiko Fukuhara
GINZA2022年3月号掲載