ファッションやアートなど、さまざまな分野の表現者たちが作りあげたプライベートルームを拝見。もの選びの基準、色彩へのアプローチ、スペースの捉え方。それぞれが追求する“居心地のよさ”とは?
🛋LIFESTYLE
リサーチャー、モデル・眞鍋 都「洗練の中に温かみをプラス」|クリエイターたちの快適空間に潜入 vol.6
洗練の中に温かみをプラス
眞鍋 都
リサーチャー、モデル
テレワークをきっかけに眞鍋都さんが引っ越したのは、吹き抜けのメゾネット。窓からはたっぷりの日差しが降り注ぐ。
「以前は〝家=寝る場所〟という感じで、狭さや日当たりはあまり気にしていませんでした。でも、自宅で仕事をするならやっぱり広くて明るいほうがいいなと思って」
大きいキッチンも入居の決め手になった。「もともと料理は好きでしたが、今はオンラインミーティングの合間のいい気分転換になっています」
内装は打ちっ放しのコンクリートと白を基調にしたデザイン。だが、どこか温もりを感じるのは、「インテリアの大部分を委ねたパートナーのおかげかも」と続ける。
「私は白やベージュでまとめがちですが、彼は好きなものを直感的にどんどん置く人。知らぬ間に絵画が増えていることがよくあります(笑)。でも、考えてみれば、私が1人暮らしをしていたときは殺風景すぎたのかも。無駄を削ぎ落とすより、カラフルなアートや植物に囲まれた今の生活のほうが、より家に愛着を持てるようになりました」
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眞鍋 都
イベントやデザイン系の会社を経て、現在は企業のブランド開発やリサーチを行う会社に所属しながらフリーでモデル活動も。趣味は料理とおいしいもの巡り。 Instagram→ @miiiyaaakooo
Photo: Yuka Uesawa Text: Mariko Uramoto, GINZA