ファッションやアートなど、さまざまな分野の表現者たちが作りあげたプライベートルームを拝見。もの選びの基準、色彩へのアプローチ、スペースの捉え方。それぞれが追求する“居心地のよさ”とは?
🛋LIFESTYLE
ウェブマネージャー・清水美帆「色を計算し、遊びを効かせて」|クリエイターたちの快適空間に潜入 vol.12
色を計算し、遊びを効かせて
清水美帆
ウェブマネージャー
淡いパープルのベッドリネンがよく映える、鮮やかなグリーンの壁。窓際にはシックなネイビーのカーテン、部屋の真ん中には上品に透けるワインレッドのオーガンジー。清水美帆さんの住まいは豊かな色にあふれていた。
「壁の一部がモルタルなので、インテリアはモダンテイストを軸に。それだけだと味気ないから、北欧のインテリアブランドの雰囲気を参考にして、積極的に色を取り入れています」
棚や椅子、テーブルといった家具は白や茶、クリアなどをセレクト。多彩な小物やファブリックを引き立てるためにメリハリをつけている。唯一の難点は日当たりがあまり良くないこと。少しでも気持ちが明るくなればと、週に1回以上花を買うようになった。
「それに合わせてフラワーベースも増えて、今は100個以上あります。自宅で仕事をする日も多いですが、〝今日は何を飾ろう?〟と考えるだけでも気分転換になりますね。生ける時に意識するのは補色関係。ユニークな花器とのコンビネーションを楽しんでいます」
🗣️
清水美帆
松陰神社前駅の近くにある「duft」がお気に入り。2021年夏、フラワーベースを中心とした雑貨を販売するマーケットを開催予定。詳細はインスタをチェック。Instagram→ @shimihome
Photo: Yuka Uesawa Text: Masae Wako, GINZA