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アート作品でギャラリー風の部屋へ。あるとうれしいインテリアと日用品リストvol.1

アート作品でギャラリー風の部屋へ。あるとうれしいインテリアと日用品リストvol.1

あると部屋がパッと明るくなったり、気持ちが華やいだり、なくてはならない必需品!というわけではないけど大切にしたいもの。
個性派のアート作品からデザイナーの名プロダクトまで、レディの毎日をいろどる15のお買いものリストです。


have fun

ポップで遊び心たっぷり。そのうえ確かなモノづくりに裏打ちされた上質なおもちゃが勢ぞろい。ディスプレイするだけでも心躍るけど、せっかくだから、大人だってレッツプレイ!

ラジカセやチェス

 

1 〈DESIGN UNDERGROUND〉のラジカセとカセットテープ
家電蒐集家として知られる松崎順一さんが、デザイン、素材、色味など細部にまでこだわり抜いて作った“21世紀の新たなラジカセ”。「ガチャッ」とボタンを押す瞬間の心地よさ!MY WAY 各¥15,000*今夏発売予定、カセットテープ*参考商品(共にデザインアンダーグラウンド www.dug-factory.com

2 〈tegoto〉のマトリョーシカ
電球や注射器にカラフルな国旗がプリントされたマトリョーシカ。カタチと国旗には意味があり、消費電力や医療費などが多い国から少ない国へと一目瞭然。見た目はキュートで知恵もつく、目のつけ所がオリジナリティ。消費電力比べ、医療費比べ、水質比べ 各¥40,000(tegoto | リビング・モティーフ 03-3587-2463)

3 〈プリントワークス〉のチェス
伝統的なテーブルゲームであるチェスがモダンな装いに。キャンディーみたいに鮮やかな発色の緑と、とろけるようなクリームカラーのチェック盤に、シンプルなデザインのコマ、重厚すぎないところがいい。目に入るたびにちょっとうれしくなる、いろどりアイテムとしてぜひ。チェス ¥6,500(プリントワークス | リビング・モティーフ)


joyful art

アートのある部屋っていいよね。好きな作品をひとつ飾れば、いつもの場所がギャラリーに。 パワーみなぎるアートピースをインテリアの主役に据えて、毎日をもっと愉快に過ごそう。

車型テーブルなど薬品ボトル 各¥1,800、青いブラシ ¥500(共にピー・エフ・エス パーツセンター 03-3719-8935)

1 小町渉のアート
いま一番欲しいアーティスト作品といえば、この人!音楽やファッションのメッセージがふんだんに込められたペインティングやコラージュは、常に型破り。空間になじむ軽やかさも併せ持ち、シンプルな部屋のエッジーなスパイスに。A[NEET NEET NEET]2018 ¥350,000、B[SAILOR MOON VS KEITH MOON]2018 ¥200,000、C[BOY ON THE GRAND OLE OPRY]2018 、D[BOY ON THE DONNA SUMMER]2018、E[BOY ON THE PATSY CLINE]2018 各¥70,000(以上クリアギャラリー トーキョー 03-3405-8438)

2 クルマ型のテーブル
「子どもが描いた絵をそのままテーブルにしてしまった」という、どこか稚拙なフォルムが愉快なクルマ型。手がけたのは、オランダ出身のデザイナーであり、アーティストとしても活動するマーティン・バース。ゴツゴツとした車輪のディテールも魅力的だ。アンテナはペンホルダーになっている。ターボテーブルロー ¥570,000(moooi | トーヨーキッチンスタイル 03-6438-1040)

3 トム・ディクソンのジャグとグラス
上質なクリスタルのアイテムは、ともすると華やかになりすぎて少し使いづらい。でもこの「BUMP」シリーズは肩肘張らずに使えるプロダクト感があり、実用向きなのもうれしい。半透明のピンク×グレイという大胆な配色がアート作品とも共鳴してクールな印象。ジャグ ¥15,000、トールグラスセット ¥9,000(共にトム・ディクソン | トム・ディクソン ショップ 03-5778-3282)

4 “オオハシ”くんのジャグ
みんなの視線を釘付けにする、オオハシをモチーフにしたカラフルで大胆な佇まいはインテリアのアクセントにうってつけ。注ぎ口になっているクチバシに花を生けてみたり、さまざまに活躍させて。2000年にErik KramerとHarkon Kleveringによってオランダで設立したブランド〈&K amsterdam〉のアイテム。Toucan jug ¥9,000(&K amsterdam | シボネ青山 03-3475-8017)


color garden

エレガントなスツールとテーブルウェアをチョイスしたら、それだけで豊かな気持ちなる。 ティータイムは軽やかなガーデンスタイルがおすすめです(家のなかだけれど)。

エルメスのテーブルなどメモリーグラフ 各¥750(ピー・エフ・エス パーツセンター)

1 〈エルメス〉のスツール
究極にシンプルで、余計な装飾が一切ない「ブーション」は、さらりとした佇まいなのに圧倒的な存在感を放つ、美しいオブジェのよう。ナチュラルで上質なレザーの風合いで、スツールとしても、サイドテーブルとしても。経年変化を楽しみながら、ずっと使い続けたい。ブーション ¥501,000(エルメス | エルメスジャポン 03-3569-3300)

2 〈エルメス〉のテーブルコレクション
色鉛筆でスケッチしたような伸びやかなタッチで描かれた小枝や葉っぱ、市松模様やヘリンボーン。テーブルウェア・コレクション「ウィーク イン ザ ガーデン」で、部屋でも庭を感じながらティーブレイクを。ポット6人用 ¥103,000、コーヒーカップ&ソーサー 各¥18,500、パンプレート 14cm 各¥9,800(以上エルメス | エルメスジャポン)

3 真鍮製の水差し
黄金に輝く、つややかな真鍮のボディ。端正なフォルムのこちらは、根岸産業×デザイナーのジャスパー・モリソンによるプロダクト。東京・墨田区の町工場と国内外のデザイナーを組み合わせて新しいモノづくりを生み出すプロジェクト「SUMIDA CONTEMPORARY」によって誕生したアイテムのひとつ。Watering Jug ¥19,500(根岸産業 03-3611-2959)

4 テキスタイルプロダクト〈Talisman〉
アーティスト、ミズタユウジがイギリスに住んでいた頃の「経験、刺激、発見、文化、宗教、交流から生まれた相違」などを刺繡に込めて仕上げた作品。アートでありながら、いつも身近に置いておきたくなる親しみやすさがある。緑は[age]、ピンクは[how to lead a healthy lifestyle]。各¥120,000(クリアギャラリー トーキョー)


re-interpretation

なじみのある日常家具をモダンに蘇らせたり、異なる国と国、素材と素材が 伝統技術でコラボレーションしたり。“re”が生み出すプロダクトの魅力は無限大。

籐の椅子 マハラムのラグホワイトラミネートファブリック 各¥2,500(プエブコ 050-3452-6766)

1 〈TOU〉の籐イス
日本の旅館やホテルの家具を手がける「かねみつ漆器店」とデザインスタジオ「ドリルデザイン」が組み、昔ながらのラタン家具をモダンに昇華させたシリーズ。「WRラウンジチェアー」は、くつろぎタイムにぜひ欲しい、ゆったり広めの座面。¥72,000。「SRスツール」は、シェーカー家具の構造美をラタンでリデザイン。¥28,000(共にTOU | かねみつ漆器店 0264-34-2118)

2 〈RHYTHMOS〉×盛永省治のレザープロダクト
鹿児島にアトリエを構えるレザーブランドと、木工作家がコラボレーションした小物入れ。革を何十枚も重ねて圧着した塊を「ウッドターニング」という技法で成形。革の容器はずしりと重厚でありながら、しっとり手になじむ。木の蓋を開けると、まるで年輪のような模様が現れます。turning leather lump. 各¥35,000〜 (リュトモス | リュトモス 099-213-9012)

3 〈マハラム〉のラグ
MoMAのパーマネントコレクションにも選ばれている憧れのテキスタイルブランドのラグに、使いやすい85cm×85cmの小サイズが登場。オランダを代表するデザイナー、ヘラ・ヨンゲリウスによる絶妙な色合わせで織りなす繊細な柄と、上質な天然繊維ならではのしっかりとした触り心地が魅力。Duotone 各¥39,680(マハラム | ハーマンミラーストア 03-3201-1820)

4 アルヴァ・アアルトの「スツール 60 藍染」
インテリアブランド〈アルテック〉の定番「スツール 60」に藍染めヴァージョンが登場。フィンランド産バーチ材を日本の伝統的な藍染技法によって染色。木そのものを染めたスツールは、塗装とは一味違う深みがある。座面はラッカー仕上げなので、お尻に色移りする心配もなし。100脚限定。¥70,000(アルテック | アルテック 0120-610-599)

Photo: Hiroko Matsubara Styling: Fumiko Sakuhara Text: Chisa Nishinoiri

GINZA2019年5月号掲載

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