06 May 2021
石を愛してやまないコレクターの日常使いのアイデア｜日用品ジャーナル vol.6
日用品にまつわる気になる話題を大調査！全11回の連載で、最新情報から意外なジャンルのコレクター、DIYのアイデアなど情報盛りだくさんでお届けします。
石を愛してやまないコレクターの
日常使いのアイデア
「家には石がたくさんあって、種類や色別に分けてカテゴリーで整理しています」
石の話をするだけで、苣木紀子さんの顔から笑みがこぼれる。
「自分が生きてきた時間軸とは明らかに異なる存在が愛おしくて。地球の記憶がこの中に刻まれているのか！と、妄想が深まります」
ふとした時に森羅万象に想いを馳せることができる、“特別な存在”を生活のあらゆる場面でも活用している。
「登山が趣味で、山や自然にまつわる本も好きで集めていて。それらを飾るブックスタンドも石素材。縫い物をしていて肩が凝ったときは、ツボ押しに使っています。いつも暮らしに寄り添ってくれる相棒です！」
「プレゼントでいただいたカナダの石は本のしおりに。恵比寿にある『SOURCE』で購入したものだそうです」
ペーパーナプキンの重石として。
石をイメージして、紙粘土で自作したモビール。
石の先端でツボを優しく刺激する。
苣木紀子 ちさき・のりこ
〈chisaki〉デザイナー。帽子デザイナー。東京と富良野の2拠点で生活。趣味は山歩き、釣りは初心者。
Photo: Hiromi Kurokawa, Kaori Ouchi, Wataru Kitao Text: Seika Yajima
GINZA2021年1月号掲載
