モードラバーが満足する韓国ソウル2泊3日。KOの自由すぎる週末

モードラバーが満足する韓国ソウル2泊3日。KOの自由すぎる週末

昨年「音楽フェスとアートを巡る韓国ソウル2泊3日旅」をレポートしたKO。今年も行ってきました!セレクトショップ、気鋭ブランドのアトリエ、そして美術館、グルメスポット、クラブにも。今の韓国の魅力はプチプラだけじゃない。おしゃれなGINZA読者も納得するモードなスポットを紹介します。


暑い!夏のソウルにやってきました。今回の目的は、ずばりショッピング。とは言っても、明洞や東大門に溢れるプチプラの可愛い洋服ではありません。実は今の韓国、世界のモードブランドを集めたセレクトショップや、20代がスタートした新ブランドに元気があります。秋冬コレクションの立ち上がりと夏のセールのタイミングを狙い、日本でショッピングしている気分そのまま、韓国ソウルに降り立ちました。

 

DAY1

到着して、まずは腹ごしらえ。前回も訪れた「モッシドンナ 三清洞本店」でトッポッキをリピート。

そうそう、この味!甘辛い~。おやつ感覚でいただきます。

そこから徒歩で向かったのは「SHOP AMOMENTO」。韓国のECショップ「AMOMENTO」の実店舗です。東京でも人気のニットブランド〈GIU GIU〉やバルセロナ発〈Paloma Wool〉、〈RACHEL COMEY〉〈BASE RANGE〉日本のバッグブランド〈CHACOLI〉などセンスの良さが光るセレクトが魅力。オリジナルブランド〈AMOMENTO〉はミニマルかつモダンなデザインが1万円〜3万円位で展開されておりオススメです。

続いてソウル市立美術館『デイヴィッド・ホックニー展』へ(8月4日で終了)。60年代から現在までの活動を紹介する大規模な展覧会。私たちが訪れたのは展覧会終了3日前ということもあり、激混み…!

美術館から徒歩圏内の「普州会館」でランチ。GINZAMAGの記事を見て気になっていた夏の風物詩「コングクス」を初体験!

豆乳スープに麺が入っただけのシンプルな麺料理なのですが、驚くほど濃厚で…ビシソワーズみたい。

ホテルのある梨泰院(イテウォン)へ移動。インスタで気になっていた釜山にあるショップ「SOUND SHOP BALANSA」のロゴアイテムを探しに、ストリート系ショップ「WARPED」へ。

このお店も先日のGINZAMAGの記事で”梨泰院ストリートカルチャーのハブ”として紹介されていました。

買えました!

夜はクラブヘ。ソウルのクラブは再入場ができるので、ハシゴや途中で夜食を食べられるのが嬉しい。おなじみの「Trunk Seoul」「Cakeshop」へ寄りつつ、今回は初めて「Soap Seoul」へ。これまでに訪れたクラブと比べるとファッション×音楽の親和性を感じる洗練された雰囲気がgood!

ブルーライトで統一されています。300人ほど入れそうな地下空間は空気もクリーンで居心地よし。次回は「Soap Seoul」で面白そうなイベントがあるときにソウルに来よう、と思うほど。

気がつけば午前4時…コンビニで買った夜食をお腹に入れて就寝。

コンビニのキンパがボリューム満点で美味しい。日本に遊びにきた友人が「コンビニのおにぎりが美味しすぎる♡」と言う気持ちがわかりました。

DAY2

朝は「東大門明洞タッカンマリ」へ。この店がある東大門市場近くのタッカンマリ通りには、何軒ものタッカンマリ専門店が連なっているのですが、ここが暫定1番好きです!

今日はセレクトショップを巡ってみようということで「BOON THE SHOP」「10 CORSO COMO SEOUL」「RARE MARKET」という3軒が徒歩圏内にある江南(カンナム)エリアへ移動。

BOON THE SHOP

世界のトップブランドの店舗設計で知られる建築家、ピーター・マリノが手掛けた「BOON THE SHOP」は世界のラグジュアリーブランドから新鋭ブランドまで幅広いライナップを1カ所で見ることができる場所。ファッションのみならずアートやデザイン性の高いインテリアや雑貨も豊富で、店内は多様なカルチャーに溢れています。私が訪れた時は1Fのスニーカーコーナーで、紫外線で色が変わることで話題のCONVERSE×CHINATOWN MARKETのコラボシューズ大きく展開していて大興奮!2Fのウィメンズフロア、3Fはメンズフロア共に圧倒的なブランドラインナップで、世界のトレンドがアジア向けにギュっと詰まった感じが物欲を刺激。

10 CORSO COMO SEOUL

まるでギャラリーのような「10 CORSO COMO SEOUL」も、モードラバーなら確実に訪れたいスポット。ラインナップの幅が広く、もちろん他のお店と重なるブランドもあるのですが、知的でエレガントで遊び心あるアイテムのセレクトが特徴的。〈Khaite〉〈Peter Do〉〈SIES MARJAN〉〈MM6〉など韓国は今NYブランドが元気なように感じました。オリジナルライン〈10 CORSO COMO〉のグッズは携帯ケースからトートバッグまで盛りだくさん。グラフィックもシックで可愛いのでおしゃれな友人へのお土産におすすめです。1Fにはアートブックや美容アイテムが充実。併設するラグジュアリーなレストラン/カフェもおしゃれで優雅なコーヒータイムにぴったり。

RARE MARKET

G-DRAGONのお姉さんが立ち上げた「RARE MARKET」は前述の2店舗よりもハイプなセレクトで、新人デザイナーのスカウトに最も精力的な場所だと思います。大きくフィーチャーされていたのは〈Y/Project〉〈MARINE SERRE〉〈Paco Rabanne〉、新鋭だと〈Peter Do〉〈ANDREA JIAPEI LI〉〈The Attico〉、日本ブランドでは〈Mame Kurogouchi〉〈FUMITO GANRYU〉も。同店のオリジナルブランドで世界的にも人気な〈we11done〉がフルラインナップで見れるのも嬉しい!

ウィンドウショッピングを楽しんだあとは、東大門に戻ります。グルメな先輩エディターに「ここのソルロンタンが美味しい!」と教えてもらった「ヌティナム・コミボギ」へ。24時間営業(土曜20:00~日曜8:00除く)で、地元民はもちろん訪韓ベテランと見られる外国人観光客の姿もチラホラ。

牛骨からの味がしっかり出ていて上品な口当たり。

午後は弘大(ホンデ)エリアに移動。向かうは、韓国で若者の間で大流行中のストリートブランド〈thisisneverthat〉通称ネバザです。

新店舗は今年1月にできたばかり。ブランドロゴが入ったTシャツは6000円前後、コラボアイテムも多いです。Sサイズなら女性も着れるそうですし、実際に女性客が半分くらい。500円位から買えるロゴ入り雑貨も多くスケートカルチャー好きな友人へのギフト需要もあるかもしれません。似たようなテンションのストリートブランドだと徒歩圏内にある〈87MM(パルチルエムエム)〉や〈NERDY(ノルディ)〉も人気なのですが、ストリート色強めでヤングな印象なので、GINZA読者にはネバザがおすすめ。

弘大にはラッパーLocoが営むハンバーガー屋「The FAMOUS BURGE」も。お茶をしようと立ち寄ったのですが「1人1つバーガーを頼まなきゃダメ」とのこと…。満腹だったので諦めました。

アメリカンテイストでおしゃれな店内。

シールだけ買って帰りました(笑)。

弘大を歩いていると「SUPER SLIME MARKET」なるものが。入って見ると店名そのままのスライムショップでした。100を超えるテクスチャ&カラーのスライムが1000円前後で売られています。時々、ワークショップもやっているそう。

これが噂のスライム専門店か!

夕飯は、これまたグルメな先輩エディターが教えてくれた「元祖緑豆」へ。メニューが読めないので、お店のお母さんにおすすめを2つ頼んだところ名物のヘムルパジョン(海鮮チヂミ)とヘムルノクトゥ(海鮮緑豆チヂミ)が出てきました。韓国では、チヂミにはマッコリと相場は決まっていると知り、マッコリと共にいただきました。

みんなの箸が動いた「緑豆チヂミ」。ホットケーキのような食感で、外側はサクッと揚がっているけど中はふわふわ。次回もリピしたいです。

まだお腹に余裕があるので、徒歩でポッサム有名店「サメチッ 本店」へ。

「牡蠣ポッサム」が有名なのですが、今回は普通の「ポッサム」をオーダー。茹でた豚肉をキムチや葉野菜と一緒に包んで食べるヘルシーなメニュー。2軒目でも罪悪感なしにパクパクと食べられちゃいます。

夜は友人のカメラマン Cho Gi Seok が立ち上げたメンズブランド〈KUSIKOHC〉の路面店へ。現在まだ工事中で秋にオープン予定なところを、特別に見せてもらいました。

そのままCho Gi Seokのアトリエで飲み会。韓国で初の宅飲みです!ここで私達は「ジャージャー麺が食べたい」とリクエスト。韓国ドラマや映画を見ている人ならご存知であろう、あの真っ黒なジャージャー麺。

20分も待たずに出前が到着。この時すでに午前3時…こんな時間でもデリバリーしてくれるなんて!日本のジャージャー麺より甘めの味付け。

DAY3

やや二日酔いを感じる朝。梨泰院(イテウォン)のキンパ専門店「OTTO」でテイクアウト。NYタイムズでも紹介された名店で、ハワイのような異国感漂う雰囲気。自然派志向で、注文するとおばちゃんがその場で作ってくれます。

写真はスパムが入った「OTTO キンパ」。人気メニュー「わさび キンパ」もテイクアウト。約400円〜500円。

前回行けなかったアート複合施設「Art Sonje Center」へ。ソウルで有名な美術館、国立現代美術館ソウル館(MMCA)の横に位置します。

一緒にいた友人曰く「3月に開催していたLee Kitの展覧会がよかった」とのことで、彼はミュージアムショップでLee Kitの展覧会トートバッグを購入。私はそのスペースで開催されていた韓国ブランド〈RE;CODE〉のポップアップに興味を惹かれました。本来捨てられる製品を新進デザイナーの手によってリデザインして販売するアップサイクルのブランドで、しかも韓国大手の繊維グループKOLONによるプロジェクトだそう。

時代性がありかつアバンギャルドな試み。韓国企業の意欲的な姿勢に刺激を受けます。

同館では「Game a Game/ invite you_展」(9月1日まで開催)が行われていました。韓国のオンラインゲーム史25周年をお祝いする展覧会で、ユニークな仕掛けが目白押し。

「Art Sonje Center」に併設されているカフェ「Almost Home Cafe」もおしゃれでおすすめです。韓国の伝統菓子やコーヒーを楽しめる韓屋(ハノク)カフェ。

緑に囲まれた軒先きのテラスでまったりできる癒しの空間。

環境配慮の意識が高まっているソウル。ストローにはスタイリッシュに「I AM NOT PLASTIC」の文字が。

2018年にHyunwoo Kimによって立ち上がった気鋭若手ウィメンズブランド〈KIJUN〉のアトリエへ。日本語の”基準”のようにも聞こえるブランド名は、実は韓国語でも”スタンダード”という意味のある単語だそう。テーマ、素材、シルエット全てが若いデザイナーならではのハイブリッドな感性で大胆に複雑にミックスされ、独特な世界観を楽しめます。現在はNYのオープニングセレモニーなどで取り扱いあり。

夕飯はHyunwooのレコメンドで、アトリエ近くの老舗焼き肉屋「終点炭火カルビ」でサムギョプサルを食べました。人気ドラマ「孤独のグルメ・シーズン7韓国ソウル出張編」で紹介されたと聞いて、びっくり!

お腹いっぱいになったところで、空港へ。途中、自然派韓国コスメブランド「イニスフリー」とドラッグストア「オリーブヤング」に寄ってショッピング。

充実の2泊3日、いかがだったでしょうか? 前回の旅から1年。その間、ソウルで活動する知人も増えて今回また新しい魅力を発見できた気がします。音楽、アート、ファッション…次はどのカルチャーをディグりに出かけようかな?第三弾も乞うご期待ください。

KO

「ginzamag.com」のディレクター。365日、同じコーディネートはしません!  Instagram @ko365d

Edit: Karin Ohira

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