世界的な観光地であり、女子の永遠の憧れ、京都。この街にお引越し(予定)のライターYが、ストリートから神社仏閣まで、初心者目線で見つけた気になるモノやスポット、イケてる人たちなどなど、フリースタイルでご紹介します。連載第5回目は、梅と椿が満開の「城南宮」へ。前回は〈2254〉。
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ライターYの京都通信 チャリで回って見つけた素敵なモノ Vol.5 しだれ梅の名所〈城南宮〉
京都の春といえば桜!ですが、馥郁たる香りで一足先に春を告げる梅のことを忘れてはいけません。梅の名所としては北野天満宮が有名ですが、今回ご紹介するのは伏見区にある城南宮。その起源は平安遷都の頃、つまり今から1200年ほど前。国と国土の守護を願って創建されました。今では引越しや家相などの心配事の際にお参りをする「方除(ほうよけ)の大社」としても知られていますが、この時期は神苑「楽水苑」のしだれ梅が見事なことに。
楽水苑のもう一つの見所は椿。50種以上の品種が植えられていて、それぞれに雅やかな名前が付いています。
正直、梅がこんなに美しいことを、城南宮を訪れて初めて知りました。「しだれ梅と椿まつり」は3月22日まで開催中。京都の中心地からは少し離れるけれど、その分知る人ぞ知る感もあり、心の底からおすすめしたい。
「城南宮」
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Hiroko Yabuki
エディター・ライター。通訳案内士のラインセンスを持ち、海外アーティストのインタビューや撮影コーディネーションも行う。
Instagram: @tokyoai_hiroko
Photo&Text: Hiroko Yabuki