なんでこんなに愛らしいの?!すっかり『くまのプーさん』の虜 エディター天野志穂のLONDON 24

なんでこんなに愛らしいの?!すっかり『くまのプーさん』の虜 エディター天野志穂のLONDON 24

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世界中の誰もが知っている人気児童書『くまのプーさん』。そのキャラクターは知っているものの、実は物語をきちんと読んだことがない私ですが(知っているのは、英国で誕生したことと原題くらい。お恥かしい。。。)、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)でエキシビションが開催中とあり、行ってきました。

『くまのプーさん』(原題はWinnie-the-Pooh)は、A.A.ミルンにより1926年に発表された英国の児童小説で、ミルンの息子、クリストファー・ロビンと彼が持っていたテディ・ベアがモデル。ミルンが小説という形でぬいぐるみに命を吹き込み、ちょっとおっちょこちょいでのんびり屋のプーが誕生したそう。そして、その物語をより情緒豊かにしたのが、E.H.シェパードの挿絵。なんとも言えない、素朴だけど愛嬌たっぷりのキャラクターたちは、実際にクリストファーが持っていたぬいぐるみ(テディ・ベア、カンガルー、ロバ、子虎、子豚)を、シェパードがミルンの家に行き、スケッチして生まれたものなんだとか。

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Line block print, hand coloured by E.H. Shepard, 1970 (c) Egmont, reproduced with permission from the Shepard Trust

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クリストファーとテディ・ベアが写されたミルン家の家族写真。

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エキシビションの会場は、まるで飛び出す絵本の中を歩いているかのよう。

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シェパードの描いたスケッチや原画のディスプレイとともに、まるでプーさん気分(!?)になれるセットが!

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有名な棒投げの橋もこの通り!!

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何より、シェパードによる数多くのスケッチや原画を実際に見る事ができるのが嬉しい。じっくり見れば見るほど、森の景色やキャラクターがどれほど丁寧にしっかりと描かれているかを知ることができるし、彼がさりげなく挿絵に盛り込んだアイロニーにも、思わずクスッと笑ってしまう。

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貴重な初版シリーズの挿絵はもちろんモノクロ。シェパードが後年にカラーリングした彩色版は1973年に出版されたそう。

プーにピグレット(子豚)、イーヨー(ロバ)、ティガー(子虎)、カンガとルー(カンガルー親子)などなど、森の仲間たちは誰もかれも魅力的で、すっかり『くまのプーさん』の虜に。今さらながら読んでみようと(しかも児童書ですが!)、さっそくポチっと衝動買い。だって、装丁も可愛いんですもの!!!

Winnie the Pooh: Exploring a Classicエキシビションは2018年4月8日まで。

 

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V&Aの新しいエントランス、サックラー・コートヤードがついに完成。いつもの正面エントランスとはちょっと違った表情で、こちらもいい感じ。ちなみに、著名クリエイターに制作してもらう毎年恒例のクリスマスツリーですが、今年は舞台デザイナーのエズ・デヴリンによるもの。

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“The Singing Tree by Es Devlin”

ではでは、みなさま楽しいクリスマスを。
Merry Christmas!!!

天野志穂

Shiho Amano
エディター&ライター。出版社の雑誌編集者だった2013年、ロンドンに住むチャンスに恵まれ、二つ返事で渡英。以降、フリーランスとして活動中。師走の慌ただしさは東京にいてもロンドンにいても一緒。どちらかと言えば、英国ではクリスマスがメインイベントなので、みんなプレゼントの用意や料理の準備に忙しそう。その分、正月は本当にあっけなく終わるので、日本のお正月がやっぱり懐かしいなぁ。

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