貧乏にならない「パートナー選び」で大切なこと:お金に愛されるためにvol.1

貧乏にならない「パートナー選び」で大切なこと:お金に愛されるためにvol.1

彼氏、旦那… 仕事を頑張るレディたちに大切なのは、良きパートナーとの巡り合い。忙しい日々を送る中でも、人生を共にする相手をしっかりと見極めたいと願うのはわがままじゃない! パートナー選びの極意を、お金と経済のプロ・加谷珪一さんが教えてくれました。


女性はどんどん「嫁ブロック」したほうがいい

最近ではすっかりお馴染みになっている「嫁ブロック」という言葉。簡単に言えば、旦那さんやパートナーが安定したキャリアを捨て、チャレンジングな環境(起業やベンチャーへの転職)に飛び出したいと考えて、いざ奥さんに説明すると「家計が不安」「なにその非現実的な話」と一蹴される現象です。「奥さんのブロックによって、男性のチャレンジが阻害されている」というところでしょうか。

しかし、考えてみてください。これ、なんだかおかしくないですか? ここから、パートナー選びの極意を考えてみたいと思います。

「嫁ブロック」されるくらいじゃあ何をやってもダメ

奥さん(旦那さんも然りですが)って本来は「世界で最も自分を信頼してくれる存在」なんですよ。そんなパートナーを説得できない人が、転職して新しい職場や環境に行って実績を上げるとか、ましてや起業するなんて考えにくいことです。

起業するとしましょう。実績ゼロで何も武器がない状態で、投資家や新規の取引を獲得しようと交渉して… 経営者としては、一緒に頑張ってくれる従業員を集めることも考えなくてはいけません。

あなたが雇われる側としてイメージしてみても、出来たばかりのわけもわからない会社で働きたいと思いますか? よほど社長に人間的な魅力がないと人って集まらないですよね? 起業するとなったらこんなに沢山もの困難を乗り越える気力・知力・体力が必要です。
さらに、人を引き付ける魅力も重要ですよね。

こういった現実を考えると、本来応援してくれるはずのパートナーによる「ブロック」を突破できないのなら、所詮それまで。嫁ブロックでパートナーを説得も出来ない人がその後、厳しい環境でやっていけると思いますか?

パートナーに論破されるくらいなら、もともと起業の資質はなさそう…… おそらく、成功を手に入れることは難しいのではないでしょうか。

本来は結婚前にやっておくべきこと

私の肌感覚ですが、「嫁ブロック」をしっかり乗り越えずに、旦那側が突っ走って起業や転職した場合、あまり上手くいっていないカップルが多い気がします。結婚しているカップルだったら、離婚という結末を迎えるのも珍しくない。これはお互いに良くない。

出来たら、結婚前に将来のキャリアプランとか、お金に関わる深い部分を話し合っておくことが望ましいです。話し合いができない関係のまま結婚してしまうことが、そもそもおかしいですよね。夫婦仲がうまくいく人って、ケンカしてようが何だろうがコミュニケーションはしっかり取っているんです。

その延長かもしれませんが、もう一つ大切なのは、好きなことが一致するよりも絶対に譲れないことをお互いに理解すること。昨今は共通の趣味でマッチングする婚活アプリもあるようですが、好きなことが重なるからといって、ともに困難を乗り越えられるというのは別の話。「この人は!」と思って決めたパートナーでも、他人なのだから衝突はあって当たり前です。お互いの「絶対に譲れないポイント」を理解していれば、建設的な話し合いができるのではないでしょうか。

 

・出来るだけお互い話し合うこと
・好きなモノより、絶対に譲れないモノを理解する

 

この2つを肝に銘じて、パートナー探しをすれば「嫁ブロック」が問題になることもなさそうです。

――キャリアと収入がある女性も少なくないですが、男性って女性のほうが稼ぐの、やっぱり嫌なんでしょうか?

これは男女ともに言えますが、自分に自信がない人は、稼いでくることでしか存在意義を示せない

だから、逆に変に自信があるとモテる例もある。昔から「ヒモ男」っていうものは一定数存在していて、完全に女の人に食わせてもらっているのに、なんだか自信がある男! こういう人には魅力がある、と言えますよね 笑。

「自信=外ヅラがいい」ではありませんよ? ここで言うのは内面的な自信です。

日本人は控えめな人が多いんですけど、どっちに振り子を揺らすかと言ったら、間違いなく「自信がある風」に寄せたほうがいいです。だから、敢えて「自信過剰(注:内面的な!)」に見える相手を選ぶのもアリなんじゃないでしょうか。

 

加谷珪一 お金 恋愛 パートナー

加谷珪一 かや けいいち

経済評論家。仙台市生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務に従事。その後、コンサルティング会社を設立し代表に就任、中央省庁や政府系金融機関など対するコンサルティング業務に従事。経済、ビジネス、マネー、政治、ITなどの分野で執筆を行っており、多くの媒体で連載を持つ。「加谷珪一の分かりやすい話」にて、お金から社会問題まで、日々情報を更新中。

Illustraiton: Minami Kitamura Edit: Norie Sato

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