5月病?まぁなんとかなるって!と思える映画5選

花見、新生活、部署異動、GWと、なんだかんだ24時間心身共に忙しい5月。そして、なんとなくかかっった気がする「5月病」。何にでもがんばりすぎちゃうあなたは少しお疲れ気味では?肩の力を抜いて50点」採れれば十分な時期もあります。「まぁなんとかなるって」そんな気分にさせてくれる映画5選。


今月の気分①
『フランシス・ハ

フランシス・ハ 映画

あらすじ

27歳のフランシスは、モダンダンサーの実習生としてNYで奮闘中。しかしプライベートでは彼氏とは別れ、親友ソフィとのホームシェアも終了。ダンサーとしての将来も暗め、周りの人達も落ち着いてきていて内心焦るフランシス。しかし、強い意思と行動力の持ち主のフランシスは、現状打開のため、最高に不器用に自分に正直にもがき続けるのだが…。

まぁなんとかなるってPoint
「前向きに自由に!が一番気持ちいい」

本当にこのフランシスがキュートでチャーミングです!なにより「どこにでもいる」等身大のアラサー女性感が満載で。「この子、友達だったっけ?」って誤解するくらい、フランシスを身近に感じます。うまくいかないことがあっても、自分のペースで自分に正直にやっていけば、きっと昔見えてなかった「将来の自分」が良い意味で見つかる。そんな気にさせてくれる映画です。ラスト、この映画のタイトルが「何故こうなったのか」の理由を知った瞬間、さらにフランシスが好きになるに違いない。本当に気持ちのよい映画。音楽も◎

フランシス・ハ Frances Ha DVD Jacket表1

DVD: ¥3,800(税別)
Blu-ray: ¥4,300(税別)
配給: 新日本映画社
販売:ポニーキャニオン
(C)Pine District, LLC.


今月の気分②
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

シェフ 三ツ星フードトラック始めました 映画 5月

あらすじ

カール・キャスパーはLAにある有名レストランの総料理長。彼は「料理」に対する熱き想いから、家庭を犠牲にしながらも常に新たなチャレンジを続ける熱血シェフ。そんな彼と対極的で「古き良き、を大切に」がモットーのオーナーとは常に対立気味。そんな小競り合いの最中、料理評論家による辛辣な批判をブログに書かれてしまう。色んなことが重なりストレスMAXで案の定、感情的になったカールはトラブルを起こしてしまい、それが拡散、シェフの仕事を続けられない状況に。そんな傷心カールが、とある事情でマイアミへ飛び、そこでキューバサンドと出会うことで、人生が大きく動き始める…。

まぁなんとかなるってPoint
「楽しむことが最強!」

この映画は「親子愛」もテーマのひとつではあると思いますが、それ以上に「人間はひとりでは完璧になれない」ということかな、と。ひとりで想いを強く持つだけでは、衝突もあるし敵味方できちゃいますよね。相手を認めつつ自分も理解してもらうこと、身近の信頼できる人だとスムーズにできますよね。肩の力抜いて、周りの人へ色々打ち明けて、甘える時は甘えて、最終「楽しみながら」やれる人が最強!きっとその良い空気に人が集まってきて大きな「コト」ができるのだと思います。そんなことを再認識させてくれる温かい映画です。音楽も、僕の大好きなHot 8 Brass Bandの楽曲など、最高に洒落た選曲ですよ!

映画 5月 シェフ 三ツ星フードトラック始めました※ジャケットのデザインは都合により変更される場合がございます。
発売中
Blu-ray: ¥1,800(税別)
発売元・販売元: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
© 2014 Sous Chef, LLC. All Rights Reserved.


今月の気分③
『マダム・イン・ニューヨーク』

マダム・イン・ニューヨーク インド 映画 5月

あらすじ

シャシはインドに住むごく普通のお菓子作りが上手な主婦。インドでは英語が定着しているようで、4人家族の中で唯一シャシだけが英語が苦手。そんな彼女が姪の結婚式の手伝いをすることとなり、単身NYへ。英語が出来ないシャシは様々な壁にぶつかることとなる。しかし、この壁がきっかけで彼女自身「母親」としての責任感と夫を中心とする周りからの「目」から封印していた、1人の人間としての「シャシ」を再発見することになるのだが…。

まぁなんとかなるってPoint
「あなたの人生の主役はあなた自身」

近年注目度が急上昇しているインド映画の超傑作で公開当時も評価が高かった本作。「母親だから」「上司・先輩だから」「もう30代だから」など、いろいろと人々は「世間一般の普通」というすごく抽象的な物差しで人を測り、時には萎縮・抑制してしまいます。でもそれって自分で自分に制約掛けているところもあって。この映画では、「自分は自分なのだ!」と主張しろ、ということではなく、「誰かのために(または誰かに決められた役割で)生きなくていいんだよ」というメッセージ。この映画で言うと、母親の責任感はそりゃ必要、だけどその前に「シャシ」は「シャシ」なんだから、自由なところがあってもいい。それを認め合うのが家族や仲間であるべきだ、ということ。
周りからの期待や与えられた役割に潰されてしまいそうならば、本来の自分を取り戻すために一回素直にゼロにして、そこからまた積み上げればいい、ほら、結果その方が自分のレベルも上がっている。そんな姿を見せてくれ映画。
P.S. 主演のシュリデヴィさんは今年の2月にお亡くなりになられました。この場をお借りして、心よりご冥福をお祈り致します。

マダム・イン・ニューヨーク インド 映画 5月 シュリデヴィ
DVD: ¥3,800(税別)
Blu-ray: ¥4,300(税別)
配給: 彩プロ
発売・販売:アミューズソフト

© Eros International Ltd.


今月の気分④
『黒猫・白猫』

黒猫白猫 映画 5月

あらすじ

ユーゴスラビアの田舎町にマトゥコというだらしない父と、反して真面目な息子ザーレが2人で暮らしていました。マトゥコは賭け事や儲け話にすぐ飛びついては失敗の繰り返し、今回も騙されて大損、今度は懲りずに一攫千金を狙って地元のマフィアに話を持ちかけます。それがきっかけでザーレは愛しきイーダとの恋をあきらめなくてはいけなくなり…。

まぁなんとかなるってPoint
「終わりよければ全て良し」

この映画はストーリー云々というより、是非その世界観、独特なジプシー音楽、ハチャメチャな展開を素直に楽しんでほしいです。アートです。代表的人気作「アンダーグラウンド」や、最近では「オン・ザ・ミルキーロード」を世に出しているエミール・クストリッツァ監督は天才だと思います。その中でも僕は本作が一番の最高傑作だと思っております。こんなにも全てがハチャメチャなのに、なんでこうもまとまるかな、引き込まれるかな、という感じで、不思議です。気付いたら、たくさん笑って、ほっこり感動して、また笑って、あれ、元気もらっている…。ちょっとしたスポーツした後のすっきり感。明日も笑顔でいくぞ、と言う気分にさせてくれる映画。

黒猫白猫 映画 5月
DVD好評発売中
DVD: ¥1,900 (税別)
発売・販売元: キングレコード 

(C)1998 PANDORA FILM GmbH & Co KG, CIBY2000, FRANCE 2 CINEMA


今月の気分⑤
『リトル・ミス・サンシャイン』

リトル・ミス・サンシャイン 映画 20世紀フォックス

あらすじ

シェリルはパイロットを夢見る息子ドウェーンと、美少女コンテストへの出場を夢見る娘のオリーヴという2人の子供を持つママ。夫リチャードは自己啓発で一稼ぎしようと目論み、リチャードの父はファンキーすぎて老人ホームから追い出されている。こんなキャラの濃い一家に、シェリルの兄であるフランクが自殺未遂をしたということで一時的にやってくることに。そんなこんなでオリーヴの美少女コンテストへの出場が決まり、家族みんなで遠く離れた会場まで車で行くことに。その道中、たくさんのトラブルに見舞われながら、果たして無事にコンテストにたどり着くことが出来るのか…。

まぁなんとかなるってPoint
「自分で自分に100点あげられるならいいじゃない」

なんとも不器用な人間達の不器用なロードムービー。そして、娘のオリーヴに色んなことを教えてもらえます。人に評価される100点より、自分が自分にちゃんと100点あげられることの方が大事なのでは?いったん羽を休めたい気分のときは、いっそのこと自分に100点あげておもいっきり自分を褒めたりご褒美買ったりしてもいいのではないでしょうか。人に評価されることだけが全てじゃない、と思わせてくれたオリーヴに、ありがとう!と言いたくなる作品。

リトル・ミス・サンシャイン 映画 20世紀フォックス
ブルーレイ発売中
DVD: ¥1,905(税別) 
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 

PACHI ぱち

プロモーションプランナー、映画コラムニスト、映画音楽縛りのDJ、元ファッションPRの一児の父。女兄弟の真ん中男子ということもあり、女子力高め。ファッションPR時代に携わったブランドも、ほぼ女性ブランド。現在は美容系メーカーでブランドプロモーションを行いながら、仕事後に子供を寝かしつけた後に夜な夜な映画鑑賞する。昨年は1年間で200本の映画を観る。キッカケは、妻の里帰り出産。不定期ではあるが「映画音楽」縛りのDJ活動も行う。
インスタにて、「#ぱち映画」でレビュー多数公開中
アカウント : @yuta_ohashi_pachi

Edit: Kaori Nakamura