生活様式が大きく変わった昨今。あらたに注目を浴びているのはどんなジャンルのどんなアイテム? 推薦者の愛用グッズをコメントとともに紹介。
厳選ギアやスマホと連動するモバイルガジェットで、音をより楽しむ生活に|ニュースタンダードな日用品 vol.7
SOUND MANIA
部屋の雰囲気に合う厳選ギア、スマホと連動するモバイルガジェット。音を楽しむバリエーションはいつも豊かに。
1 Tivoli Audioのテーブルラジオ
推薦者: 森山 茜
「朝起きたら、とりあえずこのラジオをオンにします。ツマミを回すだけというアナログな操作性も、周りに溶け込むデザインも好み。静かな時間が多かった2020年は、ラジオから流れてくる音楽をいつもより貴重に感じた気がします」。2000年の発売当初から変わらないデザインに、ブルートゥースを搭載。
モデル ワン BTウォルナット/ベージュ ¥35,000(チボリオーディオ | ネイビーズ)
2 Bang & Olufsenのワイヤレススピーカー
推薦者: 野口アヤ
「インテリアがビンテージ中心なので、小さめで主張しすぎないモダンなシルバーで、オーディオ機器には珍しい曲線的デザインが、ウチに合うと決めました。ブルートゥースで音楽が聴ける便利さだけでなく、操作が簡単、音が格段に良いという条件もすべてクリア」。1台で部屋中に豊かなサウンドを響かせる。
Beosound1 H32.7×W16.2×D16.2cm ¥200,000(バング & オルフセン | 完実電気)
3 LINNのレコードプレーヤー
推薦者: 石川俊介
シンプルなセットアップから高度なアップグレードも可能なモジュラー式ハイエンドLPプレーヤー。「高い精度で削り出した、振動の影響を受けない機構のターンテーブルなど、徹底したモノづくりの姿勢にワクワク。ウッドの素材を選べば家具ともしっくり、アナログ盤の最高の音にリラックスできます」。
エントリーモデルのMAJIK LP12 H14×W44.5×D35.6cm ¥520,000(リン | リンジャパン)
1 JBLのブルートゥーススピーカー
推薦者: 具志堅幸太
「持ち運べる小型だけど、驚くほど迫力ある出力。ベース音から高いレンジまでバランス良く、個々の音がしっかり伝わり、映画のセリフまでもくっきり聴こえます」。高容量のリチウムバッテリーが、最長20時間の連続再生を可能に。音楽をかけながらUSB接続でスマホ充電が。水没しても問題ない防水レベル。
Charge 4 H9.3×W22×D9.5cm ¥14,880(ジェービーエル | ハーマンインターナショナル)
2 AIAIAIのヘッドフォン
推薦者: 遠藤彩香
「10年間ずっと愛用しているデンマークのヘッドフォンブランドです。ジャンルを問わずオールマイティに音が良く、パーツをバラ売りしているので壊れてもすべてを買い替える必要なし!」。無駄のない洗練されたマットブラックは、モードなファッションとも合わせやすい。組み立て式なので、自分好みにカスタマイズもできる。
TMA-2 HD ¥36,000(アイアイアイ | ビームスレコーズ)
3 SHUREのiPhone用マイクロホン
推薦者: 毛利悠子
「長く続いた梅雨、ふと日々変わる雨音を録音しようと思いついて購入。iPhoneにすぐ取りつけることができて、音のクォリティも上々。ステイホーム期間の暇つぶしに活躍しました」。iPodやiPadにも対応。可動式のヘッドを音源へ向けて高音質な録音ができ、SNSへのシェアなども簡単。
MOTIVTM MV88 iOS デジタル・ステレオ・コンデンサー・マイクロホン ¥19,200(シュア | シュア・ジャパン)
4 Technicsの完全ワイヤレスイヤホン
推薦者: 松本有加
音響技術に定評あるテクニクス初の完全ワイヤレス。「ノイズキャンセルとタッチセンサーの利便性が高い。車移動の時など、着信があるとタッチセンサーをタップすればハンズフリー通話ができ、接続も安定しています。それとデザイン!テクニクスのヘッドフォンと同じスピン加工が憎いですね」。
EAH-AZ70W-K ¥29,500*編集部調べ(テクニクス | パナソニック ディーガ・オーディオご相談窓口)
*記事は2020年12月11日時点の情報です。現在は価格や在庫内容等が変更となっている場合があります。
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愛用品を教えてくれたみなさん
テキスタイルデザイナー
森山 茜
窓辺に表情を作るカーテンなど建築内外のテキスタイル制作。スウェーデン拠点。
ギャラリーオーナー、 ファッションデザイナー
野口アヤ
〈ayanoguchiaya〉のデザインと代官山「SISON GALLERy」の企画運営の日々。
〈Text〉デザイナー
石川俊介
サステイナブルなものづくりを広めるべく、素材調達のシステムから取り組む。
〈Kota Gushiken〉デザイナー
具志堅幸太
日々の生活やアートなど、さまざまなインスピレーションからニットウェアを制作。
スタイリスト
遠藤彩香
服装が“怖い女”としてGINZAでおなじみ。品のある遊びを利かせたスタイリングが得意。
美術家
毛利悠子
身近な日用品で目に見えない力の流れを感じさせるインスタレーションを制作。
エディター
松本有加
本誌をはじめ多くの雑誌・広告でエディトリアルを行う。最近ではWEBの仕事も充実。