冬のニューヨークは寒いけど MoMAはとっても熱い!エディター福田真梨のNYC 015

MoMAことニューヨーク近代美術館は、NYの定番スポット。2019年には館内のリノベーションが完成し、さらにパワーアップする予定らしいのですが、改装中のMoMA、その企画展が実におもしろいのです。多様な展示が、ドドンと豪華同時開催中!今回は、ニューヨーク、アメリカらしさを感じるオススメの展示3つをピックアップ。

 

1「Items: Is Fashion Modern?」(1/28まで開催)

ニューヨーク MOMA 近代美術館

ヘインズのホワイトT、リーバイスのデニム、バーバリーのトレンチに、マルジェラの足袋ブーツなどなど、ファッション界が愛するザ・ベーシックが一同に会するエキシビション。2021世紀にかけて、そして今も世界中にインパクトを与える111点が大集合。中には、自分のワードローブにある、あのお気に入りアイテムも並んでいるかも!ファッションホリックは必見。

 

2.Club 57: Film, Performance, and Art in the East Village, 1978–1983」(4/1まで開催)

John-Sex-(American,-1956–1990). Truckers-Ball,-1981.-Silkscreen.-The-Museum-of-Modern-Art,-New-York.-Department-of-Film-Special-Collections

こちらは超ディープなNY・ダウンタウンのアートヒストリーがてんこ盛り。テーマは、イーストヴィレッジにあったアンダーグラウンドのクラブ「Club 57」。キース・ヘリングやクラウス・ノミなどが足繁く通った、「それはそれはクレイジーでカオティックな場所だった(友人談)」そう。当時のフライヤーやジン、この場所に集ったアーティストたちの作品などがボーダーレスに並ぶ空間は、まるでタイムスリップした気分。NYCアートムーブメントの大事な1ページが堪能できる。

 

3.Stephen Shore」(5/28まで開催)

ニューヨーク MOMA 近代美術館 Stephen-Shore

アメリカの写真家を代表する一人、スティーブン・ショアがティーンの頃から50年に渡り撮りためてきた写真が勢揃い。アンディ・ウォーホールのファクトリーで見たレジェンドたちの素顔、ミッキーマウスの形をしたトイカメラで撮影した何気ない日常、ロードトリップで巡ったアメリカ各都市のランドスケープ……。さらには、彼がキュレートした写真展in写真展のコーナーや、彼が毎日インスタグラムで綴る写真をまとめた大量のフォトブックまで。あぁ、美しいイメージにうっとり、写真への愛がたっぷりで、もう溶けそう。

 

ニューヨーク MOMA 近代美術館 Louise-Bourgeois

ほかにも、六本木ヒルズの蜘蛛でお馴染みの女性彫刻家、ルイーズ・ブルジョワの制作過程のスケッチなどを集めたLouise Bourgeois: An Unfolding Portraitも開催中(~1/28まで)。NY旅行中のタイトなスケジュールでも、滞在時間は長めに設けて、ぜひお立ち寄りを!

 

会場:The Museum Of Modern Art
住所:11 West 53 Street, New York, NY 10019
Tel:212-708-9400
営業時間:10:3017:30/(金) ~21:00
入場料:大人$25、シニア$18、学生$1416歳以下無料 ※(金16:0021:00は入場無料)

Ginza_WEB_NY_福田さん
福田真梨

Mari Fukuda
エディター&ライター。出版社の編集者を経験した後、フリーランスに。現在はNYを拠点に活動中。冬は大雪吹雪が当たり前の極寒NY。ニューヨーカーの足元のお馴染みは〈L.L.Bean〉のビーンブーツ。職人が作るタフな一足に厚手のソックスを合わせれば、寒いのだってへっちゃら!