占いのその後…vol.3 会社員or自営業 結婚相手を決められない女

占いのその後…vol.3 会社員or自営業 結婚相手を決められない女

どこにも宣伝していない、口コミだけの客が足を運ぶ都内の隠れ家的占い師、オカンがいるという。人生の酸いも甘いも知り尽くしたアドバイスを求める財界や政界からの依頼者も数多く。今日も、迷える相談者がひとり…オカンのもとへやってきた。


相談者

金井陽子さん(事務職・25才)
一白水星
悩みをざっくり:2人の男性に交際を申し込まれ、保留中。2人の男性から同時期に交際を申し込まれたという陽子さん。自分の年齢を考えれば、結婚を前提としたお付き合いがしたいというが、どちらの男性を選べば良いか決められない。

陽子の証言 「候補は2人。結婚相手が決められない!」

数カ月前に友人の紹介で知り合った男性とデートしているんですけど、最近、別の男性と行きつけのお店で知り合いました。1人は30歳で、大手企業に勤めています。もう1人は実家の家業を継いでいる28才の自営業です。

2人とも優しくて、結婚に向いている男性だと思います。自営業の人には「家族に会ってほしい」と言われています。どちらの男性を選べばいいでしょうか? 自分では決められないんです。


オカン:今年の一白水星は恋愛運はいいわね。出会いのきっかけも多いわよ。ただ、恋愛運が良すぎてトラブルに巻き込まれる可能性もあるわ。相手をちゃんと選ばないと痛い目に合うわよ。

陽子:婚活しているので、確かに出会いは多いと思います。実際に、2人の男性に交際を申し込まれました。

オカン:でも、タロットカードには、全く結婚のカードが出ていないわ。相手に結婚の意思があるようには思えない

陽子:でも、2人とも「結婚したい」って言っていました。

オカン:あなたとしたいって言ってた? 交際前に「結婚」のワードを出す男が本当に結婚するとは限らないわよ。それと、一白水星は相手の言葉を信じる傾向があるの。完全に嘘だと思わなくてもいいけど、100%信じきるのはオススメしないわ。ここに来る男性のお客さんで結婚の相談をする人がいるんだけど、すごくビクビクしながら「相手はOKしてくれるでしょうか?」って質問するのよ。一般的に結婚を決めて申し込むのは、男性が多いけれど、プロポーズを断ることができるのは女性だからね。

陽子:でも、彼は「親に会わせたい。一緒に家業を継いでほしい」と言っていました。そんなこと、結婚を考えていない人に言えるんですか?

オカン:親に会ったからと言って、結婚相手として紹介しているとは限らないわよ。ごめんなさい。結婚のカードが出ていれば、私も「この人がいい」って言ってあげられるんだけども、恋愛のカードが出ていないの。

陽子:では、もし、2人とも本気で私と結婚したいと思ってくれていた場合、どちらを選べばいいですか?

オカン:選ぶって…。あなた、好きな人と結婚したくないの? 結婚を申し込まれたら誰とでもするの?

陽子:どちらも良い人なんです。決められません。

オカン:だったら、2人ともキープして、食事を続ければいいわ。で、あなたが自分で「この人と一緒にいたい」と思ったら、その人を選べばいい。私が決める事じゃないし、占いでは決められないわよ。「2人とも運命の人じゃないから別れろ」とは言わない。すぐに「どちらかを好きになれ」とも言わないわ。どちらも嫌いじゃないのなら、デートを続けていればいいんじゃないかしら。占いは、あくまでも今の状況を教えてくれるだけで、今後、カードが変わるかもしれないから、自分が順調だと思うのなら、自分を信じてみて


占いのその後 婚活を続ける陽子さん……何があった?

オカンの占いから2カ月、陽子さんの婚活は現在進行形だ。

「結婚の話は流れてしまいました。2人とも結婚する意思はあったと思います。ただ、オカンが言う通り、私がどちらも好きになれなかったので、連絡をあまり取らないようになりました。今年は出会いのチャンスが、たくさんあると言われたので、本当に好きな人を探すために、婚活を続けていきます

オカンの話によれば、九星気学から見れば恋愛運がある人は、出会いのチャンスが多い人という意味があるそうだが、「人との出会いを求めずに外出をしない」でいると、運気が良くても意味がないという。そして「良い男」か「悪い男」と恋愛するかどうかは、運は関係なく、本人の判断次第なのだとか。

女性が「結婚」という言葉に弱いことを知っている男性もいれば、軽々しく「結婚」という言葉を使う男性を嫌う女性もいる。悲しいことに、「言葉」と「本音」を見極められずに、占いに泣きついてくる女性は後を絶たない。

オカン

2007年に都内の自宅で占いの店をオープンし、これまでの鑑定人数は3000人を超える占い師。タロット、九星気学をもとに、霊感で見える風景や人物をヒントにアドバイスをする。霊感は幼少期からあり、10代の頃から趣味でタロットを始める。本人の希望により、店の詳細と本名は秘密。

Text: Emiri Inoue Illustraiton: Sarah Iwata Edit: Norie Satoh

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