占いのその後…vol.11 自分がセカンドだった女

占いのその後…vol.11 自分がセカンドだった女

自分が不倫相手になるなんて思いもしなかった……残念ですが、女性はみんなそう振り返るんです。婚活アプリで運命の相手を見つけたと思った子も、今回の相談者である由美さんも。悩みを抱え、都内の隠れ家的占い師オカンを頼って来ました。


相談者

山下由美さん(仮名)
飲食関係・26才
七赤金星

悩みをざっくり:付き合って2ヶ月になる恋人の浮気が発覚。別れようと思った由美さんだが、彼から連絡が来ると断りきれず、許してしまったのだという。しかし、未だに、浮気されているのではないかと常に疑っている状況。

由美の証言「彼のことが信用できません」

私はカフェバーで働いているんですけど、そこへお客さんとして来ていたのが今の彼です。まだ付き合い出したばかり何ですけどこの間、彼が浮気相手に送るはずのメッセージを私の所へ間違って送ってきて……浮気していたことが発覚しました。

付き合ってすぐに、裏切られるなんて思ってもいなかったので、すごく腹が立ちました。二度と会うもんかと、別れを切り出したんですけど、彼から連絡があって「お前だけだ。俺がアホだった」と謝られて、ヨリを戻すことにしました。でも、彼のことは信用していません。

今でも彼の行動が怪しく感じるんです。携帯は肌身離さず、トイレにもお風呂にも持って行くし、「週末は仕事の接待があるから、連絡してこないで」って納得できないことを言われます。

理解のない彼女だと思われたくないですが、彼のことを信じられないまま付き合うのって良くないですよね?


オカン:七赤金星は2019年の恋愛運は悪くないのよ。だけど、全体的な運勢としては順調に行く分、一歩引いて冷静さを保っていないといけないみたい。縁談があったり、結婚までいく可能性もあるけど、周りが祝福しないような相手を選ばないように焦らず、慎重になってね。

由美:あぁ、もうまさに今悩んでいることですね。彼氏のことは好きなのですが、信用して良いのか悩んでいます。

オカン:彼の身長はあなたより少し上で、前髪が長くて横に流している感じかしら?

由美:はい。その通りです!

オカン:すごく言いにくいんだけども、彼には彼女がいるみたいよ。ロングヘアーで、ちょっとウェーブがかかってる感じ。

由美:浮気相手ということでしょうか?

オカン:うーん……あなたが浮気相手っていうことはない?

由美:いやいやいや、絶対にないですよ。

オカン:そう。それならごめんなさい。彼とは週に何回会っているの?

由美:付き合う前から、そんなに会えてないんです。仕事が忙しそうなので、月に何度かって感じですね。先月は2回会ったかな。私も彼も、べったりしたいというタイプではないので、今の状態がちょうど良いんです。

オカン:連絡はどちらからすることが多いの?

由美:私からが多いです。彼は仕事以外の連絡はそんなに好きじゃないみたいで……こうやって話すと不安になってきました。でも、一度、別れたのに「もう一回、付き合いたい」って言ってきたのは彼の方なんです。本命じゃなかったら、繋ぎ止めたいと思わないですよね?

オカン:そうよねぇ。でもね、世の中には不倫していることが奥さんにバレて、不倫相手が会社を辞めさせられるくらい大ごとになっても、懲りずに不倫相手に会いに行く馬鹿な男は存在するのよ。

由美:そんな人がいるんですか?

オカン:彼女のことを本気で愛していたのであれば、自分が離婚してクリーンになってから会いに行くか、それか彼女の幸せを願ってそっとしておくと思うの。あなたの彼がそうだとは言わないけども、本命の彼女がいる身で、自分の都合だけを考えるような人だっていう可能性はなくはないと思うの。あなたを、ただ自分の横に置いておきたいという身勝手な男だとしたら、すごくひどくない?

由美:それはひどいです。そんなこと想像もしたくないですけど、でも可能性が無いとは言い切れないので、調べてみます。


占いのその後 “浮気相手”は由美さん

彼から「SNSはやってない」と言われていた由美さんだが、インターネットで検索すると彼のアカウントを発見したという。

「彼に8年も付き合っている彼女がいることがわかりました。なんで、今まで調べようとしなかったんだろうって自分に呆れています。オカンの言う通り、本当に私が浮気相手だったみたいです。もう、彼とは会っていません。今は“遊ばれた”っていう悔しい気持ちしかありません」

オカンは、由美さんが悪い男と別れることができて良かったと安心していた。彼の裏切りを許してしまうほど情熱的な気持ちを彼に抱いていた由美さんだったが、彼の悪行を知り冷静さを取り戻すことができたからだ。

恋は盲目と言うけれど、交際相手を「信じられる人間かどうか」見極める眼は、どうか開けたままでいてほしい。

オカン

2007年に都内の自宅で占いの店をオープンし、これまでの鑑定人数は3000人を超える占い師。タロット、九星気学をもとに、霊感で見える風景や人物をヒントにアドバイスをする。霊感は幼少期からあり、10代の頃から趣味でタロットを始める。本人の希望により、店の詳細と本名は秘密。

Text: Emiri Inoue Illustraiton: Sarah Iwata Edit: Norie Sato

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