キャンプやハイク、登山の相棒にはもちろんデイリーにも役立つのがうれしい。 機能的で佇まいのよいツールの数々を、推薦者のコメントとともに紹介。
THERMAL, WATERPROOF, etc…
【アウトドアライフの撥水剤】
推薦者: 春山麻美
フッ素系の撥水剤。生地の表面をコーティングするのではなく、繊維自体に液を浸透させるため、通気性を保ちつつ持続的に水を弾く。結露や蒸れの心配がないのもポイント。ポリエステル、ナイロン、コットン、ポリコットンなどあらゆる生地に対応。「キャンプではテントに。普段は身の回りのレインコートやジャケットに利用しています」。
ザ ハッスイザイ 1L ¥4,000(アウトドアライフ)
【モンベルのメッシュケース】
推薦者: 柿本陽平
ナイロンメッシュの小分けケースは中身が見えるから、衣類や小物を収納するのにぴったり。「バッグインバッグとして持ち歩いています。軽いので出張や旅行の際はもちろん、趣味のサーフィンの時にワックスや化粧水を入れるのもこれです。色が目立つから鞄の中でも埋もれません」。
メッシュケース S イエロー/ブルー H14×W19×D6.5cm 各¥1,800(モンベル | モンベル・カスタマー・サービス)
【ノルディスクのダウンシューズ】
推薦者: 鈴木貴之
オーガニックコットン100%で心地よい肌触り。外側はとても柔らかなダウン、内側はフリース素材で足の先まで冷えから守ってくれる。底部にはアイコニックなくまの滑り止めも付いていて歩きやすい。「山のテント泊では、真夏でも標高3000mあたりは氷点下−5℃くらいになったりするので必需品。真冬はルームシューズとしても最適です」。
ダウンシューズ ¥6,000(ノルディスク | ノルディスクジャパン)
【マーモットのスカート】
推薦者: 四角友里
リバーシブルタイプ。ボタンを組み換えるとショートパンツにもなる。PRIMALOFT®の中綿パディングは軽量で保温性もばっちり。「自宅や散歩などで、ちょっと寒い時にも着ています。裏面は落ち葉や木の実を描いた柄になっているので、自然に寄り添う気持ちになれます」。
ウィメンズリバーシブルパディングスカート ナスコン×ミッドナイト ¥19,000(マーモット | デサントジャパン)
【mikikurotaのフルーツサック】
推薦者: 猪塚慶太
丸いものがすぽっと収まり、透けて見える姿がなんとも愛らしい。ダイニーマ繊維をフィルムでラミネートしたタフで超軽量のキューベンファイバーをボンディング加工。フルーツを山のお供にするために開発したそう。そのため水漏れにも強いのだとか。「財布や携帯を入れてパンツのベルトループに引っかけて使いたい」。変化球のサコッシュとしても使える。
Apple 0.5L 各¥3,000(mikikurota Mountain Gear Project | mikikurota)
【山と道のアウター】
推薦者: 阿部臣吾
絶妙なカラーリングも魅力の山道具メーカー。「軽くて暖かい。趣味のバックカントリースキーの場に限らず、ふだんも着ています。右サイドに設けた大きなベンチレーションが広範囲の温度帯に対応。シーンに合わせて快適に過ごせますよ」。厚手のポーラテック・アルファダイレクトを施し、保温と通気性を両立した雪山用ウェア。
アルファアノラック マスタード 378g ¥33,000(山と道 | 山と道)
*記事は2020年12月11日時点の情報です。現在は価格や在庫内容等が変更となっている場合があります。
愛用品を教えてくれたみなさん
〈F/CE.〉ウィメンズデザイナー
春山麻美
セレクトショップで企画などを歴任後、2013年より現職。旅好きの2児の母。
〈BLOOM&BRANCH〉ディレクター
柿本陽平
2020年9月、鎌倉の雪ノ下にショップ&ギャラリー「柿乃葉」をオープン。
「ストローラーPR」代表
鈴木貴之
主にドメスティックブランドを抱えるファッション系のプレスオフィス主宰。
アウトドアスタイル・クリエイター
四角友里
著書に登山初心者向け書籍『一歩ずつの山歩き入門』と『山登り12ヵ月』がある。
スタイリスト
猪塚慶太
ボトム専門の〈K8.0HIKING TROUSERS〉プロジェクトもスタート。
空間デザイナー
阿部臣吾
「SMILIES」代表。庭に造設したサウナで白樺ヴィヒタによるロウリュを楽しむ。
Photo: Kaori Ouchi Text&Edit: Mako Matsuoka, Nico Araki